尾張「ふぅ……ようやく9位まできたか……すげえ長かったな」

五条「尾張ここでへばってたらこの先もっとやばいぞ……先に言っておくが今回でまともな人終わるから」

尾張「言うな……せっかく忘れようとしてたのに言うんじゃねえ……」

五条「というわけで!最後の良心!毎回スーツを着るとホストと勘違いされちゃう系教師!!宮藤雅己先生ー!!」

宮藤「……そろそろへばってきてる頃かと思えば、まだ大分元気はありそうだな」

尾張「そう見える?」

宮藤「悪い、皮肉ね。……まあ疲れるなってのが無理な話だろうけど。五条がいるんなら安心か?」

五条「勿論ですよセンセー!って言いたいところですけど、俺のガソリンであるエナジードリンク未来屋センセーに没収されたせいでわりとしんどい」

宮藤「お前また没収されたのかよ。……わかった、あとから未来屋先生の方には俺から声かけておくよ。だから今だけは頑張れ」

五条「う……うう……雅己ちゃん!!」

宮藤「うわ、泣き方汚えな」

五条「ひどいっ!!」


『好きな子が、たくさんの人と関係していても、許せちゃう方ですか?過去は気にならないタイプですか?』

宮藤「噂には聞いていたが初っ端からぶっ飛んでんなー」

尾張「雅己ちゃんは自分の話全然しないから興味あるな」

宮藤「自分の担当の生徒に話すようなことでもないだろ。……俺は別に気にならないな。てか、人のこととやかく言えるような立場でもねーし」

五条「雅己ちゃん昔相当遊んでたらしいしな」

尾張「まじで?!」

宮藤「おいそこ、うちの尾張に吹き込むのやめろ」

五条「でも事実なんだろ?未来屋センセーが言ってた!」

宮藤「クソっ……未来屋のやつ……」

尾張(ガチのやつだ……)


『ハジメくんのお顔が真っ赤っかになるほど照れるような事をして欲しいのです!!頼む皆さん!』

宮藤「尾張を照れさせるのか?……いや、やめておくか」

尾張「な、なんだよ……」

宮藤「いやあんまり尾張虐めるのも可哀想だと思ってな。……あと俺が怒られる」

尾張「雅己ちゃんから見て俺ってどんだけ子供なんだよ」

宮藤「なんだ?……俺に大人扱いしてほしいのか?」

尾張「……っ!」

宮藤「……尾張のそういう反応がなぁ、なんか自分が悪いやつみたいに思えてくるんだよ」

五条「ひえ……流石元ホスト……」


『休日の過ごし方を教えてください』

宮藤「昼過ぎまで寝てる。んで夜から動き出す感じになるよなぁ……」

尾張「次の日学校だとしんどいんじゃないのか?」

宮藤「しんどいよ。けどまぁ、他の学校の教師に比べてうちの学校は楽だからな。多少の寝不足でもなんとかなる。……あ、ここカットな」

五条「生放送なんで無理だよ雅己ちゃん」

宮藤「やべ……」


『みなさんの、好きな子のタイプを教えて♪』
『好みのタイプは?』

宮藤「言えることは常識的で手の掛からない子だな。依存、束縛しない子。……家事得意なら尚更ありがたいけど、なかなか居ないんだよなぁ……」

五条「えー意外だな。雅己ちゃんならモテそうなのに!」

宮藤「……ありがたいことに正反対の子が多いんだよ、何故か。なんか教師の延長線やってる気分になって長続きしねーんだよな」

五条「ああ……なんかわかる」

尾張「ガチな悩み相談だ……」


『ずばり!みなさんに、好きな体位とかシチュエーションを聞いてみたいです!ハジメ君はどうされるのが好みですか?強引?無理やり?それとも優しく抱かれるのが好きですか?一番感じるところとかハジメ君に聞いてみたいです。』

宮藤「コラコラコラ!」

五条「おっ、雅己ちゃんストップきたー!!」

宮藤「誰だぁ?こんな質問したやつは……こんなところで言えるわけないだろ」

五条「とか言いつつ?」

宮藤「言いません。……尾張も何そわそわしてんだよ、言わねーからな。ほら散った散った!」

尾張「チッ」

宮藤「そこ、舌打ちしない!」


『好きです(///∇///)』

宮藤「おー、ありがとな。……やっぱり好きって言われると嬉しいもんだな」

尾張「言われ慣れてる感あるな……」

宮藤「なんだ、妬いてるのか?」

尾張「ち、ちげーし……」

五条「お?」

宮藤「お?じゃねーよ、あんま尾張をからかって遊ぶなよ五条」


『皆のヤンデレとかダークな部分を見てみたいです(*^^*)独占欲は強い方ですか??』

尾張「雅己ちゃんは独占欲なさそう」

宮藤「なんで分かったんだ?」

尾張「放任主義だし、寧ろ相手の子から『本当に付き合ってるのかわからなくて自信なくなってくる』って言われてそうな感じする」

宮藤「おい……未来屋先生になんか聞いたのか?」

尾張「しかも当たってんのかよ」


『先生といる時のハジメちゃんかわいい!!』

宮藤「へえ、他のやつといるときと違うのか?」

尾張「な……っ、違わない、いつもと変わんねえよ別に」

宮藤「そーかそーか、……いいこと聞いたな」

尾張「雅己ちゃんのニヤニヤしてる顔嫌いだわ……」

宮藤「おい、そんな酷いこと言うなよ」


『不幸体質のハジメちゃん。本命候補と先生は、デロデロに甘やかしてあげて欲しい!』

宮藤「そうだな。……尾張はなんでも自分でしようとして他人を頼らないから少しは甘えることを覚えた方がいいかもしれんな」

尾張「でも、雅己ちゃんさっき甘えられるのは好きじゃないって……」

宮藤「それは恋人の話だって言ったろ?可愛い生徒ならまた別だ。……寧ろ尾張みたいな子が甘えてくれると俺は嬉しいよ」

尾張(う……なんかもやもやする)


『嫌いな人を教えてください(●^o^●)』

宮藤「テストの答案を盗むために人の部屋忍び込んでは荒らして帰るクソガキだな」

五条「すげえ……こんなキレてる雅己ちゃん見たの初めてだ……」


『ホストの絡みも見たいです……』

宮藤「ホストって言われると俺の本業がホストみたいだろ」

五条「違うのかんぉぐ!!」

宮藤「五条?お前はちょっと先生とちゃんとお話しないといけないみたいだな……ちょっとこっちこい」

尾張(五条が雅己ちゃんに連行された……)


《数分後》


五条「宮藤先生は素晴らしい教師です!」

宮藤「お、照れるだろ五条」

尾張(やばいやつだ……)


『顔を含めて、ハジメ君の身体で、魅力的なところ、好きなところってどこですか?』

宮藤「尾張はなぁ、顔も整ってるし身長もあるしおまけに性格も悪くねえからな、相当女の子にモテるんじゃないか?」

尾張「まあ……知らない人にラブレター渡されたことは何度かあったしいきなり握手求められたり家まで着けられて毎日のように無言電話かかったきたこともあったな」

宮藤「お……尾張……後半はモテにカウントしちゃだめなやつだ……」


『先生好きです!無限の可能性を感じてます!ハジメ君とやっちゃって下さい笑』
『どんな風に元くんとsexのか楽しみ〜〜♪』
『元くんにどえろい事するの期待してます♪(о´∀`о)』

宮藤「なんつー投書だ……そんなに俺を社会的に殺したいつもりか?」

五条「因みに雅己ちゃん的には尾張はあり?」

宮藤「尾張が席を外してるからってなんつーこと言い出すんだお前まで……あいつは俺の可愛い生徒だよ」

五条「えー雅己ちゃんは真面目だよなぁ。でもそういうやつに限って一回ハマったらやばいって言うしなぁ」

宮藤「何言ってんだお前、いい加減にしないと怒るぞ」

五条「げっ!嘘嘘冗談ですって!ごめんなさい!」


『みんなの入れ替わりネタとか見てみたいです・・・!』

宮藤「想像しただけで具合悪くなるな……」

五条「確かに雅己ちゃんの疲労がやばそうだな……因みに雅己ちゃんはそういう願望はねーの?」

宮藤「入れ替わりなぁ……未来屋先生見てると養護教諭もいいなっては思ったことはあるけど……未来屋先生にはなりたくないな」

尾張「見た目が未来屋先生で中身雅己ちゃんとか……毎日保健室通うわ」

宮藤「嬉しいけど……多分俺は未来屋先生みたいにサボりの生徒あしらえないから向いてないんだろうな」

五条「教師は教師で色々面倒ごと多そうだなー……」


『ハジメくんが風紀委員にお尻弄られてても動じないし引かない辺り、普通に男もイける口ですね...??』

宮藤「ゴホッ!!げホッゲボ!!」

尾張「おわっ!大丈夫かよ雅己ちゃん!いきなり吹き出して……」

宮藤「何か誤解させてるようだが俺は別に周りにその手の連中がいるから慣れてるのであって決してそういう趣味はないからな?いいな?この話はもうなしだ」

五条「あっ……ふーん、そうだな(察し)」


『先生にハジメくんを慰めて欲しい』

宮藤「こいつは全然俺を宛にしないからな、弱音すら吐かねーもん」

尾張「雅己ちゃんだっていつも忙しそうだし……」

宮藤「あのなぁ……確かに色々お前には頼んだりすることもあるけど、逆に頼ってくれてもいいんだからな。寧ろそうしてくれた方が俺もありがたい。……つーわけで今度なんか飯でも食いに行くか、お前とは一度話しておきたかったんだよ」

五条「やったー!俺焼き肉がいいー!!」

宮藤「お前は自分で払えよ、裏でコソコソ稼いでんだろ」

五条「やだやだ俺も雅己ちゃんの金で死ぬほど肉食いたいよー!」

宮藤「じゃあお前は牛脂な」

五条「ひえ……目が笑ってない……」


『はじめ君としたい事は何ですか?』

宮藤「難しい質問だな……個人授業とか?」

尾張「ゲッ……絶対やだ……」

宮藤「そう言うと思ったよ。……それにお前は別に補習が必要なほど頭悪くないし寧ろ要領はいいからな。……逆に俺としたいことあるか?」

尾張「え?えー……じゃあ、ビリヤードとか……。未来屋先生が言ってたけど雅己ちゃんもやるんだろ?」

宮藤「いいなそれ、勝負でもするか。俺結構自信あるぞ」


五条「あれ……なんかこれ馬喰のときのデジャヴ感じる……なんだこの疎外感…………」


『趣味はなんですか?(´・ω・`)』

宮藤「趣味……そう言われると最近は全然何もできてないな。……強いていうなら酒かな」

尾張「うわ……社会人の闇だ……」

宮藤「うるせえ、それが俺のガソリンなんだよ」

五条「毎回飲みすぎては毎朝二日酔いでくるのはどうかも思うけどな」

宮藤「あれは……俺が悪かった、自分というものを過大評価しすぎてた、あのとき職員室で迷惑かけた教師の皆さん、申し訳ございませんでした。二度とこのようなことがないように猛省し、教鞭を取る立場としての自覚を改めてしていきます」

尾張(カメラに向かって謝罪してる……)


『攻め様から見て、はじめ君の可愛いところを教えて欲しいです。』

宮藤「甘え下手なところ」

尾張「な、何言って……」

宮藤「なんかいじらしく見えるんだよな。……一生懸命なところも健気ってか、こいつよくやるなーたまには息抜きでもすりゃいいのにって思う」

尾張「……それは可愛がってんのか?」

宮藤「可愛がってるよ。……尾張は甘やかしたくなるタイプだよな」

尾張「じ、自分の生徒相手に営業するなよ……」

宮藤「なんだその言い草は、俺はそんな変な意味で言ってないからな?」


『ゲームは好き?もしRPGの世界に行ったらどんなジョブに就く?』

宮藤「学生時代はよくやってたけどもー全然だな。最近の新作ゲームとか見る度、最近のゲームはすげえな……ってなってしみじみしてしまう」

五条「雅己ちゃん発言がオッサンだよ」

宮藤「オッサンって言うのやめろ、傷つくから。……あとジョブ……って職業のことか。……なるとしたら……うーん、商人とか遊び人楽そうだよな」

五条「あーなりそう!」

宮藤「ま、平和なのが一番だな」


『見ているとドキッとしたりキュンとしちゃう仕草ってありますか?』

宮藤「今までで一番ドキッとしたのは俺の髪の毛を抜いて恋のお呪いをしてた女だな。ジップロックの中にごっそり髪の毛入ってたときは流石に俺はハゲの心配をしたし寝てたときに他に色々採取されてたと思うとそりゃあもうドキドキだったな……」

五条「ガチのドキドキじゃないっすかそれ……」

尾張「雅己ちゃんって女運悪すぎないか……(震え声)」


『宮藤先生と未来屋先生ならハジメくんを容易に手篭めに出来るのでは!!さんぴー!!』

宮藤「俺まで怒られるからやめなさい」

五条「因みに未来屋センセーは大いにありって言ってたけど雅己ちゃん的には?!」

宮藤「なしだ。……というか未来屋先生は何を言ってるんだあの人本当に……」


『ハジメくんの機嫌を取ろうと行動した中で手応えがあったものがあったら教えてください。なければ、意外と反応悪かったなぁって失敗談でも良いです。ハジメくんにそんなことしたことないなって人は好きな飲み物教えてください。(ハジメくんは対岩片で回答お願いします。)』

宮藤「尾張は機嫌取らなくてもすぐ自分で切り替えるから俺はあまりしたことないな。……ってなわけで酒。中でも徹夜明けに飲むキンキンに冷えたビールが最高だな」

尾張「こういう大人になりたくねえな……」

宮藤「うるせ、んなこと言わなくてもお前も俺と同じくらいになれば分かるって」


『はじめ君は、宮藤先生の胸で泣くと良いと思うよ!』

宮藤「お、貸そうか?」

尾張「いらないし脱がないでいいから」

宮藤「そりゃ残念だ」

五条「とかいいつつ実際に尾張に抱き着かれると狼狽える雅己ちゃんであった……」

宮藤「妙なモノローグつけるのやめろ?」


『一人でするときのおかずは何ですか?』

宮藤「あのな、まずは何から言えばいいんだろうな……俺が答えると思うか?」

尾張「答えそう」

宮藤「答えれるか!」

五条「尾張、雅己ちゃんは風俗で……」

宮藤「五条くーん???おい五条??なあ五条???お前ちょっとこっち来ような、いい子だからなオラこっちこい」

《数分後》

五条「雅己ちゃんは教師の鑑」

尾張「また洗脳されて帰ってきてる……?!」


『同世代だともめそうなので、大人のセンセがかっさらってほしい!!大人の包容力とテクで、ハジメ君を慰めてーっwww』

宮藤「まあ冗談抜きで尾張は年上と付き合った方がいいと思う」

尾張「え」

宮藤「いや俺と云々とかじゃなくてだな……甘えさせてくれるような相手といるのがお前のためになるんじゃないかってのは思うな」

尾張「……」

宮藤「おい無言やめろ、俺も変な汗出てきただろ」


『いつも気怠げな先生の雄な所が見たいです!あと、タバコの匂いつけたハジメちゃんはエロいだろうなって、、』

五条「そんな貴方にはこれ、雅己ちゃんの現役時代の誕生日パーティーの秘蔵映像が今なら三万円!!!」

宮藤「待て五条お前それどこで手に入れた?!おい五条待て!!逃がすか!!」


『色気が出てきたはじめ君に、センセも落ちないかなぁ』

宮藤「尾張に色気……?」

尾張「いや、出てねーから……そんなに見なくても出ねえから……!」

宮藤「色気……ねえ?出てきたのか?一丁前に。確かに最近顔色はいいな」

尾張(下手に煽られるよりも恥ずかしいしムカつくんだけどなんだこれ……!!)


五条「というわけで、第9位は俺たちの雅己ちゃんでした!!お忙しいところありがとうございましたー!」

宮藤「まあお遊びも程々にしとけよ。あと、片付けもきちんとしとけば最悪何も言われねえから。……それじゃ、頑張ってな」

尾張「ああ……最後の安息の時間が終わってしまった……」

五条「尾張一応貞操帯つけとくか?」

尾張「洒落にならねーやつやめろ」