齋藤「十勝君、どうしたの?こんなところに呼び出して…」

十勝「いや悪いなー実はさ、進行役頼もうと思ってさ」

齋藤「進行役?俺が?」

十勝「詳しい話は置いといて、ほら、俺がやりたかったんだけどあいつらとまた角立つじゃん?だからこれ!」

齋藤「なにこの紙……え…っ?!」

十勝「じゃ、行くか!」

齋藤(そして拒否権がない…!)


天国地獄人気投票結果発表



五味「お前また齋藤に押し付けたのか!」

十勝「だって俺より佑樹のが適役じゃないっすか?」

五味「あいつらと会いたくないだけだろお前…」

安久「おい、内輪揉めなら他所でやってくれないか!僕はお前らと違って暇じゃないんだぞ!」

齋藤「安久…!」

仁科「いや…それなら戻ってていいから」

安久「うるさーい!僕に口答えするなよ仁科の分際で!!」

仁科「別にそういうつもりじゃ…いってえ!おい!」

五味「おい御手洗流れ弾こっちきてんだけど!奎吾お前の後輩止めろ!!」

十勝「わー楽しそうだな」

齋藤「いやそうは見えないかな…」

十勝「とまあ脱線し始めたところでさっさと行くぞ!」

齋藤「う、うん……」



『仁科×斎藤、五味×斎藤でR18が見たい!』


五味「初っ端から!」

十勝「え、なんすか、なんか問題あったんすか(すっとぼけ」

仁科「齋藤に見られる前に隠せそれ!」

十勝「佑樹ー!見てみて、こんなコメントが…」

五味仁科「「うおお!!」」


齋藤(十勝君が吹っ飛んでいく)



『十勝の番外編にもえてしまいました・・・もしこれを志摩がやったら気持ち悪いことこの上ないです笑さすが十勝君!』


安久「あいつは何しても気持ち悪いからな」

十勝「誰であろうと真なる爽やか担当の俺には敵わないな!」

齋藤「ノーコメントで」



『安久×斎藤で裏が見たい(´ω`)』


安久「こいつ体力ないから詰まらないよ」

齋藤(全力で殺しに掛かってきて何を…)



『十勝とほたてとカニと斉藤が好き!』


十勝「俺もホタテと蟹と佑樹好きだぞー!」

齋藤「お、俺も…!ホタテと蟹好きだな」

十勝「俺は?」

齋藤「…す、好きだよ…」


五味(帰りてえ)

仁科(五味も大変だな)



『その他で、江古田くんです!かわいいですよね!斎藤君を襲ってほしいです!』


江古田「……そんなこと先輩に出来ません……」

齋藤「っ?!?!」

仁科「!!?!」

十勝「お、おま、いつの間に…!」

江古田「……ずっと皆さんの後ろにいましたけど……すみません……お取り込み中のようだったので声を掛けそびれてしまいました……」

五味「そ、そういうときは遠慮しなくていいんだからな?」

江古田「……はい……」



『ジンギスカンが好きなので十勝!』


十勝「いいよなージンギスカン!うおー!北海道いきてー!」

齋藤「なんかお腹減ってきたね」

十勝「じゃあこれ終わったら後でなんか食いに行こうぜ!」

齋藤「えっ、あ…うん…!」

五味「俺和食がいいな」

十勝「は?五味さんはひとりでいいっしょ?」

五味「こ、こいつ…!」



『安久かわいいよ安久』


安久「可愛い…?この僕が?」

仁科「良かったな」

安久「変わった奴もいるもんだな」

齋藤(照れてる)

五味(照れてるな)



『十勝君と五味さん好きです』


十勝「ありがとなー!でも五味さんは止めといた方がいいぜー!」

五味「お前に言われたくねえよ!…まあありがとうな」

十勝「五味さんの要らない照れ顔ゲット」

五味「撮るんじゃねえよ!」

十勝「これ来週の校内新聞のトップにしてもらお」

五味「そんなに俺が好かれるの気に入らないのか?!」

齋藤「仲いいですね」

五味「今それ言うか」



『五味さんと江古田くんをもっと見たいです』


江古田「……どうぞ……好きなだけ見てください……別に面白くもなんともないですけどね……」

齋藤「江古田君、そういう意味じゃないと思う…」

五味「なら俺も好きなだけ見ていいぞ」

仁科「お前変なノリ方するよな」

五味「後輩のボケにはノらなきゃならねえんだよ先輩っつーのは…!」

仁科(五味が生徒会に毒されてる…)



『十勝×斉藤コーラスサン!ハイッ!!(ノ・∀・)ノ ̄(・∀・)十勝×斉藤ー(・∀・)十勝×斉藤ー(・∀・)十勝×斉藤ー♪』


十勝「十勝×斉藤ー(・∀・)十勝×斉藤ー(・∀・)」

齋藤「ととと十勝君…!(絶対意味分かってないこいつ)」

十勝「どうした佑樹?(・∀・)」

五味「おい文末伝染ってんぞ」

齋藤「先輩も文末とか言わないでください…!」



『十勝がかっこいい!!最近まで坊主だと思ってました…』


十勝「へーよくわかってんな俺実は坊主だよ?五味さんとハゲキャラ被るからこれズラなんだよな」

齋藤「え?!」

十勝「ほらこれ!」ズルゥ

齋藤「?!?!」

齋藤「あ、ゆ、夢か…」



『どうか攻めの十勝を…!番外編で十勝×斉藤をみることが私の生きる目標なんです…!』


十勝「おう!任せとけよな!ところで攻めってなに?」

齋藤「そのままの十勝君でいいって意味だと思う」

五味(齋藤が疲弊しきってる…)



『十勝と斎藤でラブコメ祭りしてほしい…!』


十勝「よし任せろ!じゃあ俺パン食いながら道曲がる役するから佑樹それ着てスタンバってて!」

齋藤「女装する意味分からないしそれちょっとベタすぎるしなんでクラウチングスタートなの?!危ないから!」



『十勝の出番増えてほしいですねっ!!斉藤と』


齋藤「俺と…?」

十勝「もっと仲良くしてくれってことじゃね?」

齋藤「と、十勝君…!」

安久「あんたとんところの書記一番危ないんじゃないの」

五味「友情だから(震え声)」



『仁科、五味、安久!もっと佑樹くんをぐちゃぐちゃに!!』


齋藤「ぐっ、ぐちゃぐちゃ…」

安久「物理的に?」

仁科「流石に俺死者蘇生は出来ないから勘弁してくれ」

五味「ぐちゃぐちゃでそっちにいくお前らの思考回路の方がこえーよ」



『八木さんwww!縁、八木×祐樹くん。みてみたいです。』


八木「俺あの人嫌いだからパス」

齋藤「ひい!!」

仁科「っぶわ!!」

安久「八木さん、来てたんですか!」

八木「まあ呼ばれたからな」

齋藤(やばいやばいやばい)



『江古田くんがさり気なく斉藤くんに懐いている(?)感じが可愛いです』


江古田「……な、懐いてなんか……」

齋藤「あ、そ、そうだよね…俺なんかに…」

江古田「……!……いえ、僕は、その、先輩のことは……その……」

安久「さっさと喋れよクマ野郎」

江古田「黙れ殺すぞピンク頭」

齋藤「?!?!」



『八木さんいいキャラしてる』


八木「俺ほど良いキャラいないからな」

五味「お前の大好きな伊織さんはいいのか」

八木「うぐッ!」

安久「黙れよこのハゲ!伊織さんを八木さんなんかと同じ土俵で比べられるわけないだろ!」

八木「流石だ安久…!よく分かってるな…!」

五味「お前それでいいのか…?」

仁科「こいつアレだからいいんだよ」



『優しい顔でとんでもないことしてくる会長とクールな灘くんと苦労気質な仁科くんが好きです』


仁科「…ありがとな」

齋藤(仁科先輩が遠い目を…)



『灘くんを嫌う江古田くんをみたい(笑)』


江古田「……あの人の話をしないで下さい……」

五味「お前ホント灘の事嫌いだよな」

十勝「キャラ若干被ってるしな!」

五味「おい身も蓋もない!」

齋藤「あの、どうして灘君のこと苦手なの?」

江古田「……あの人、僕が身長気にしてるって聞いてから顔合わせる度に『今日は0.2ミリ縮んでますね』とかいちいち言ってきてくるんです……自分がでかいからって……」

齋藤(灘君…!)



『アンチ組がわちゃわちゃしてるの好きです』


安久「僕は伊織さんがわちゃわちゃしてくれたらそれでいいと思う」

八木「安久、つくづくてめーとは気が合うな」

安久「八木さん…縁方人のやつを消しましょう」

八木「協力するぜ!」

仁科(方人さんにとばっちりが…)



『仁科さんに斎藤くんを攻めて頂きたい』


仁科「えっ」

齋藤「せ、攻める…」

安久「ぐっちゃぐちゃのザックザクにするのか!」

仁科「気に入ったのかその効果音…!というか齋藤怖がるからやめろ!」

齋藤「ザックザク…!」

仁科「お前も気に入ったのかそれ」



『安心の十勝、安定の櫻田、ゲスの斉藤最高ですね』


櫻田「だr」

江古田「……閉めて……!扉を閉めてやつが入ってくる前に南京錠を……!」


齋藤(いないと思ったら櫻田君が出禁食らってる…!)



『灘君を敵対視する江古田君の日常とか想像してにやにやしてます』


江古田「……殊勝な方ですね……あの鉄仮面男にねちねちと蔑まれる僕は如何ですか……」

齋藤「え、江古田君、あの、灘君も悪気がないと思うからその、もう少し仲良く…」

江古田「……先輩はあの男に騙されています……僕見たんです……あの男、いつも先輩の後ろを付け回してます……ストーカーです……」

齋藤「ど、通りで視線を感じると思ったら……!」

五味(齋藤…!気づけ…!どうして江古田がいつも灘がお前の後をつけてるって知ってるのかを…!)



『斎藤の尻にむしゃぶりつく五味さん。』


五味「うおお!!隠せ隠せー!!」



『十勝と斉藤が和みます』


十勝「俺生徒会の癒し系マスコット的存在だからな」

齋藤(自分で言ってる)

安久「ならマスコットはマスコットらしく部屋の隅で大人しくしてたらどうだ?」

十勝「それもそうだな!お前ただのピンクかと思ったら結構頭いいなー!」

安久(馬鹿だ)

齋藤(十勝君……)



『櫻田君かわいいです!割とまともに恋してると思います』


櫻田「だろ?!会長の見事なアッパーを食らったあの日から俺は会長一筋だからな!」

江古田「……クソ……扉が壊された……!」

安久「早く!早く殺虫剤を!!」

櫻田「誰が害虫だクソピンク!!」

五味「ああ…また怒られる…」



『ノンケ攻めが好きなせいか十勝×斎藤が好きで好きでエロがみt』


五味「隠せ隠せー!!」

十勝「おーい佑樹〜」

五味「おい!馬鹿おい!!」


齋藤(十勝君がまた吹っ飛んでいく)



『十勝くん……』


十勝「おう……」

安久「あんたいつもそのくらい静かにしてたら?」

十勝「おう……」

安久「む、ムカつくな…」

五味「気持ちはわかるが抑えろ御手洗」



『春の十勝祭りがみたい!』


十勝「春の俺はすごいぜ〜」

江古田「……そう言えば春は変質者が増える季節と聞いたことが……」

十勝「ああ、それ俺」

江古田「……!!」

五味「お前は適当なこと言い過ぎなんだよ!」

齋藤(いや今目がまじだった)



『仁科さんかっこいい』


仁科「…そ、そうか……?」

八木「まあな、俺もお前の足の速さはすごいと思うぞ」

安久「この間伊織さんの電話で一階から最上階まで二分切って駆け付けたのはすごかったな」

仁科「…そうか…」

齋藤(仁科先輩…)



『斎藤に十勝は蝉ドンしてみるといい!』


十勝「佑樹にセミを投げ付ければいいんだな?」

齋藤「違うしセミも可哀想だしやめて!」



『斎藤と十勝の仁義無き戦いをしてほしいから!!』


十勝「今日こそ決着をつける日が来たようだな佑樹!」

齋藤「それも違うと思うし刀危ないから仕舞って!」

十勝「ちなみに佑樹のも用意しました」

齋藤(流木)

五味「お前齋藤いじめるのやめろ!会長に殺されるぞ!」

十勝「いや困ってる佑樹可愛くてつい」

齋藤(そしてサド野郎)



『斎藤と十勝でおしべとめしべのチークダンスがみたい!』


五味「オブラートに包みきれていない!」

十勝「おしべってなに?」

五味「あっこいつ馬鹿でよかった」

齋藤「赤ちゃんがつけるやつじゃないかな?」

五味「齋藤お前はボケなのか?それともまじで言ってるのか?」



『十勝が佑樹くんに惚れればいい』


十勝「佑樹ー!俺を惚れさせてみろ!」

齋藤「えっ…いいよ別に…」

十勝「えっ」

齋藤「えっ」

五味「よし、次行くか」



『斉藤なら十勝をやりこめる!さあ!!』


齋藤「やり込めるなんて、そんな…」

安久「ぶってんじゃねーよ、伊織さん嵌めた癖に」

仁科「安久も泣かせたしな」

安久「なっ」

十勝「俺も佑樹に泣かされるのか?!」

齋藤「そ、そんなことしないよ!」

十勝「だよなー安心したわ〜」

齋藤「そんなことしなくてもすぐに落とせるから」

五味(ざわ……)



『女好きはホモにしたいので十勝に清くない一票!』


十勝「おう!ありがとな!俺の清い心に仕舞って浄化してやるよ!」

江古田「……どっちも清くないんじゃ……」

五味「清くないの二乗だな」

十勝「二人共人気ねーからって俺に嫉妬すんの禁止ー!」

五味江古田「あいつよりは人気あるからな(あります)!」

安久「僕を見るな!!」



『仁科可哀想で可愛いね。仁科の肩かじりたい』


仁科「ひッ」

八木「色男はモテモテで羨ましいなァ〜」

五味「いやー羨ましいな」

仁科「お前ら人事だと思って…!」

安久「そうだぞ、仁科は叩かれるのも好きだからな!」

仁科「なんのフォローだよ…!」



『八木しゃん、すき』


八木「俺もしゅきだぞ」

五味「……」

安久「……」

仁科「……っ」

齋藤「……ッぷ……」

八木「てめえ何笑ってんだ、犯すぞ!!」

齋藤「な、なんで俺だけッ!」



『八木さんって五味さんと似てるのかな・・・安心感がある』


八木「やめろ!あんなヘタレハゲと一緒にすんじゃねーよ!」

五味「あぁっ?!ハゲじゃねえって言ってんだろうが!」

仁科「おい、お前らやめろよ…ほら、安心感あるってかいてあるだろ。褒められてんだよ」

八木「俺の方が安心度高いからな?なあ、齋藤!」

齋藤「えっ…」

五味「齋藤巻き込んでんじゃねえよ!こいつが困ってんだろうが!」

齋藤「五味先輩…!」

仁科「よし、どっちがましか分かったところで次行くぞ」



『八木くんいいね!』


八木「だろ?」

十勝「よし、じゃ風紀のコメントもらったし終わるぞ!第十位『その他』計133票!沢山の票、コメントありがとな!」

八木「おい書記、雑すぎるだろうが俺の扱いが!!」

十勝「うるせえな、後がつっかえてんだよ!主にてめーらの伊織さんが待ちくたびれて周りに当たり散らしてんだよ!」

八木「よし、なら先に進めろ」

江古田「……よし、櫻田君の捕獲完了……」

五味「よくやった江古田!ならやつが目を覚ます前に運び出すぞ!」

江古田「……はい……」

齋藤(櫻田君の扱いが…まあいいや…)

安久「仁科、それじゃあ僕達も行くぞ。一位の伊織さんのために部屋の飾り付けだ!」

齋藤「一位……?……あっ(察し)」

仁科「おい、引っ張るなよ」

八木「待て安久!先に料理の準備からだろうが!」


わいわい


齋藤(ようやく静かになった)

十勝「よっしゃ、じゃあ次はよろしくな!」

齋藤「えっ、十勝君は?」

十勝「あ、俺ちょっと用事思い出したからちょっと出てくるから!」

齋藤「えっ?!」

十勝「大丈夫大丈夫、そんなこともあろうかと適当に進行助手頼んどいたから!じゃ!」

齋藤「えっ、あ……」

齋藤(逃げられた…………)