「詩織ちゃん、益々俺に似て来たなぁ。顔隠すなよ、勿体ない」

「ナチュラルにナルシスト発言したね、あっちゃん」

「だって事実だろ」

「そう言うこと言うから……って、ちょっと、髪さわらないでよっ」

「ほら、そっくり」

「うう」

「あ、いいこと考えた」

「え?」


「おい、詩織。ちょっと耳貸せよ」

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