【縁方人のなんでも相談室】


縁「恋愛相談ならなんでも聞くよ」

連理「貴方に恋愛相談するくらいならそこらへんの園児捕まえた方が何億倍もマシよ」ペッ

縁「オカマは動物園にお帰り下さい」

櫻田「すいませんうちのゴリラが」

連理「洋介ちゃん!!」


【相談者阿佐美】


阿佐美「最近『男だと思ってた同室者が実は女だった』系のAVをポストに入れられるせいで俺の性癖だと想われて同室者と気まずくなってんだけど」

縁「発展した?」

阿佐美「気まずいって言ってるよね?方人さん本当いい加減にしないと俺も怒るからね?」

縁「進展なし…と」

阿佐美「方人さん」


【相談者仁科】


仁科「最近肩凝り酷いんすよね」

縁「俺がおすすめのマッサージ師紹介しようか」

仁科「えっ?!普通のですか…?」

縁「普通以外に何あんだよ(笑)」

…数日後

仁科「ちょっ、あの、縁さんの紹介したマッサージ師いきなり股間触ってきたんすけど!!」

縁「だから普通だって言ったじゃん」


【相談者安久】


安久「伊織さんに日頃のお礼したいんだど…あくまでついでなんだけど変態、何かいい案ある?」

縁「知るか、どうでもいい。興味ない」

安久「あんたに聞いた僕が間違いだった!!」

縁「お前が一日伊織に会わないだけでもあいつ喜ぶぞ」

安久「殺す」

仁科「落ち着け安久!!早まるな!!」


【相談者十勝】


十勝「なんだよこの相談室って!!勝手に空き教室に看板ぶら下げてんじゃねーぞ!!」

縁「君は…えーっと頭の悪さについてのご相談かな??悪いけどそっちは俺の範囲外だからお宅の会長さんに教えてもらいなよ」

十勝「ぶっ殺す!!」

五味「やめろ!!関わるな!!(必死)」


【相談者栫井】


栫井「……最近会長が優しい」

縁「え、いいじゃん。良かったね」

栫井「優しすぎて…俺、なんかしたのかって不安になるんすけど……」

縁「君の存在からして既に芳川君に害を及ばしてるから心配しなくてもいいよ。余計なこと考えずに前向きに生きよう」


【相談者齋藤】


齋藤「最近断っても断ってもしつこく絡んでくる人がいるんですけど」

縁「え怖いね…大丈夫?そういうときは『俺ケツに山芋突っ込まないとイケないんです』って言えば大抵引くよ。危ないし今日は俺の部屋に泊まりなよ」

齋藤「俺ケツに山芋突っ込まないとイケないんです」

縁「任せて」


【相談者志摩】


志摩「方人さん何やってんすか」

縁「どう見ても慈善活動だろ。お前の目は節穴か?」

志摩「さっきからこの部屋から出ていったやつらがめっちゃキレてんすけど」

縁「怒りによる脳を活性化させる慈善活動だよ」

志摩「なるほど」

齋藤(なんで納得してるの?)


【相談者阿賀松】


阿賀松「人の気持ちも理解できない奴が相談室なんてママゴトやってるみてぇだが、どう思う?方人」

縁「人の悩みに触れることからわかる人間の心の機微とかってあるもんだよ。伊織もやってみれば?」

阿賀松「馬鹿言え、そういうのは俺らの柄じゃねーだろ。他の奴らに任せとけ」

縁「そうだな」




灘「相談室と名乗っておきながら全く解決していない。時間の無駄。まるで貴方そのものを表してるようですね」

齋藤「正直灘君もどっこいだけど落ち着いて灘君!」

縁「そう思うならそれは君がまだ自分の物差しでしか見れないクソガキだからだよ」

齋藤「先輩バールしまって下さい!今√βなんで!」





芳川「どうやら俺の恋人にちょっかい掛ける不届き者がいるそうなんだが貴様なら自分の恋人に手を出されてどう思う?」

縁「人って恋をする度に美しくなるらしいからね、積極的に乗り換えるべきだと思うな」

芳川「残念だが貴様とは分かり合えないようだな。灘、この部屋を一掃しろ」

灘「御意」


【縁方人のなんでも相談室 閉館】

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