阿賀松「犬って飼い主に似るんだってよ。ふん、芳川んところ見てるとよく分かるな。どいつもこいつも待てが出来ない馬鹿ばかりじゃねえか」

安久「伊織さん、流石です!決まってます!今日もどの角度から見ても最高です!ルビーのような美しい髪!絹のようなきめ細やかな肌!挑発的ながらも陰がかかりどこか儚げな雰囲気すらあるその美貌!もう!貴方こそがこの学園の、いいえ!この世界全人類の代表です!僕伊織さんにならなにされても構いません!あんな眼鏡指でカチ割ってやってください!いえ!寧ろ伊織さんの傷一つないその綺麗な手を煩わせるくらいなら!この!僕に!是非!任せてください!!」

阿賀松「……」

芳川「それはそのまま返させてもらうぞ」

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