やってみたい体位について受け組が語ってみた。(紫氷,黄笠,緑高,赤降+黒子)





……まぁこうなりますよね。
なんかすでに皆もどかしい感じ垂れ流し状態ですが、でもたまにはこういうことを語りあうのもアリだと思いますよ僕は。



「という訳で、僕は火神くんなら何をされても大丈夫ですが、あまりアブノーマルなのはヤですね。」



「まさかテッちゃんが1番に発言するとはっ!!」
「……言うまで帰れないようだね。腹くくるかな、俺も。」
「…………っ…、い、言ったらすぐ帰るぞ俺は!!!」
「あ、あの、俺なんでまた呼ばれたの!??」




はい、いつものメンバーです。
オレが先に言いたかったのにー!と悔しがる高尾くん。
ふぅと溜め息ひとつ吐きだしたあとニコリと微笑む氷室さん。
覚悟を決めたのはいいですが、顔が真っ赤ですよ笠松さん。
そして本気でこの場に自分が何故いるのか分かってない降旗くん。

前回、赤司くんが堂々と対面座位の良さについて語っていたのでもうそういう関係なのかと思ってたんですが…。




「あの、降旗くん。赤司くんと降旗くんって付き合ってるんですよね?」
「…え、ええっ?!!何言ってんの黒子!!なんで俺が赤司と付き合うの!?!」




あれ?なんですか降旗くんのこの反応。




「あれ?付き合ってないの?アツシが"赤ちんの光樹自慢まじ長いしウザいんだけど"って俺に愚痴っていたもんだから…俺もてっきりそうかと。」

「オレもこないだ真ちゃん伝えだけど"カードゲーム仲間だからといってあまりいい気になるなよ"って訳わかんねー嫉妬喰らったんだけど。」




氷室さんと高尾くんも僕と同じ考えだったことを降旗くんに伝えますが、
……あぁ、降旗くん固まったまま目だけパチパチさせて本気で驚いてますね。

これはもしや……
赤司くんの完全なる片想いというやつでは…。
そして前回の対面座位のクダリは赤司くんの妄想…!!!

ちょっと本気で今すぐ頭はたきに行きたいんですけど。





「赤司くんには僕からそれとなく注意しておくとして、話を戻しましょうか。」


「…チッ、戻さなくてよかったのによ…」
「まぁまぁ笠松さん!じゃあ今度こそオレからいい??」
「高尾くんはいつでもグイグイくるね…」
「(赤司みんなに俺のこと何て言ってんのーー?!!)」




てことで話戻します。
(降旗くんの顔色が優れませんが)
グイグイくる高尾くん、どうぞ。

「オレはねー騎乗位が多いから、たまには普通に正常位がいいかな!つか押し倒されたい(笑)」


「き、騎乗位ってお前、どうなったらンなことになるんだよ…??!」
「俺も騎乗位は…ちょっとないな。」
「僕はあります。」
「ちょっ、黒子何言って…えっ、マジで?!!!」



隠しておくことでもないのでオープンに言ってみましたが、降旗くんの顔が真っ赤になっちゃいました。
降旗くん天使すぎます。




「えっ?どーん!て抱き着いてベッドにダイブしたらそうなるじゃん??」


「な、なるかっ!シバくぞ!!」
「どーんって抱き着いてもアツシはびくともしないよ。」
「僕は火神くんに頼まれたので乗っただけですね。どーんはナイです。」
「えっ、火神が頼っ…?!!ええっ?!!」




だめですね。
高尾くんの感覚はここに集まった人達とズレすぎてます。
全くもって共感できないので、じゃあ次…笠松さんいってみましょう。




「…う、…あー…」


「ほらほら照れない照れない!!主将頼んまーす!男らしく言っちゃってくださいよ!」
「高尾くんあまり茶化すと本当にシバかれちゃうよ?(ニッコリ)」

予想通り、言いにくそうですね。
黄瀬くんはベラベラ喋ってましたけど。
でもさっさと言ってしまった方がいいですよ、こういう類の話は。
あとになればなるほど言いにくいというやつですよ。





「お、俺は、…やりたいっつーか、やるなら、対面…座位が……いい。」

「その心はっ??!」
「ぜひ聞きたいですね俺も。」
「笠松さん、どっち向いてんですか。」
「黒子…笠松さん恥ずかしのに言ってくれたんだから!いいじゃん、床見てても!」



まぁいいですが。
でも高尾くんと氷室さんの質問には答えていただきますよ、絶対。
対面座位だなんて黄瀬くんが聞いていたら2mくらいジャンプして喜びそうなこと、貴方の口から聞けるとは…、僕も驚いてるんですから。




「か、顔が…隠せるじゃねーか…。」


「あーなるほど!首にぎゅーって抱き着いて顔を埋めちゃうってヤツですね!」
「…、…。(なるほど、それはいいかも。)」
「赤司くんの言っていたこと(※至近距離で可愛い顔が見れる)が無意味になりましたね。」
「……、(…あ、赤司何を言ったんだろ…)」




まぁそれはそれで黄瀬くんが喜ぶことには変わらなさそうですが…。
もっと突っ込んで聞いてみたいことはありますが………、ああ、もうこれ以上笠松さんに絡むのは厳しそうですね。
ではサクッと次、氷室さんに参りましょうか。




「…えっと…俺は…、そうだね…えー…と、ちょっ、ちょっと待ってね、ごめん、Sorry!!」


「ちょっ、氷室さん真っ赤じゃないっすかー!!こんなときにその顔は反則ですって!(かっわいー!!)」
「ひ、氷室さんでも照れることあるんですねっ。(か、可愛い!)」
「降旗くんは氷室さんを何だと思っていたんですか?」
「いや普通こうなんだろ!高尾と透明少…、黒子が変なんだろ。」




え?透明少年?
(透明少年って言いかけました??)


いやいや、でもそれを踏まえても氷室さんの今の顔はちょっと反則ですよ。
紫原くんがいたら多分、全身使ってガードした後「アンタら見んなし!」とか言いそうな顔でしたから。




「…こほん、えっと…俺は…後ろから、が…いいかな。」

「ば、バックってことっすか?!!その心は?!!!」
「…高尾お前さっきから何だよ、その心はっての。」
「氷室さんってドMですか?」
「ちょっ、黒子っ!!!」


ドM発言は失敗でしたかね。
笑顔のまま怒りのオーラ垂れ流しです、氷室さん。
いやでも貴方ドSよりはドM寄りの人種だと思いますよ。
美人で喧嘩強くてエレガントなヤンキーでドMって…どんだけスペック揃えたら気が済むんですか。




「勘違いしないで欲しいんだけど…、バックっていうのは身体に負担が少ないらしいんだよね。それに俺もあまり顔を見られるのは…苦手だからさ。」


「……ま、俺と氷室の場合…年上っていうメンツっつーか…あるしな。分かる気ィする。」
「僕は顔を見てシたいですが。年が違うというのはそういうものですか。」
「テッちゃんけっこー言うねー。まぁオレも真ちゃんの顔好きだからバックはやだなー。」
「…。……。(俺1番関係ナイのに…は、恥ずかしくなってきた〜っ…)」





あ、降旗くんの頭から湯気が出てきました。
ちょっと刺激が強すぎたのでしょうか。
でも降旗くんも赤司くんの脳内ではとっくにヤられちゃってるみたいですよ、って……

きっと言わない方がいいですね。







「てかさー、こんな話してたらむしょ〜〜に真ちゃんに会いたくなっちゃったわー。」

「…ふふ。俺もアツシに会いたくなった。」

「……俺は別に。だけど早く戻らねーとアイツ多分うるせぇし…な。」

「お、俺はとりあえず、赤司に電話して色々聞かなきゃいけない気がする……。」

「僕も、なんだか今すぐ火神くんに会いたいです。」






そんなわけでこの辺りで今日はお開きにしようということになりました。

マジバを出た僕らの顔が少し赤くなっていたことを、皆それぞれ把握していたりしていなかったり。
ただ一人だけ……降旗くんだけは青い顔をしていましたとさ。






〜END〜








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