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「青峰お前、黒子クンめっちゃ落ち込んどるやん。慰めたらんでええんか〜?」
「…うっせ。つーかそうやって茶化すのいい加減やめろよアンタ!」
「青峰の言う通りだぞ、今吉。」
「さすが諏佐さん、いいこと言うっスね!」
「……。」





勝者の余裕を漂わせる中、桜井だけはどこか納得していない顔を地面に向けて歩いていた。
そこに合流した桃井が心配して声を掛ける。



「良くんどうかした?」
「いえ、…ただ、シューターとして僕はまだまだだなって…思ってました。」



そう言って顔を起こした桜井の視線の先には、日向の姿があった。












―――――そうして全員が集合した後、赤司は言った。



「午前中の試合はこれで終了する。このあとは各自自由行動だ。昼食はホテルのバイキングを利用してくれ。和洋中全て揃えている。」




根武谷と早川、火神、青峰がガッツポーズ。
高尾はピュウッと口笛を鳴らした。
紫原からはなにやらヨダレをすする音が聞こえたような気がした、と陽泉メンバーからの後日談。

それから…、と赤司は続けた。



「今夜の部屋割も発表する。」



その言葉に、全員の視線が先程以上に集中した。





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