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「黒子、悪かった。」
「い、いえ…僕は別に…」
「よし、勝った。」
「……ねー室ちん、今オレ本気でアンタに殺意沸いてんだけど。」
申し訳なさそうに頭を下げる火神と、なんだか恥ずかしそうに俯く黒子。
その隣で「よっしゃ」的なガッツポーズを決める氷室さんと、そんな氷室さんを恨めしげに見下ろす紫原。
結局、降旗の決死の叫び効果で火神はアッサリと勝負を捨てて、自ら負けることを選んだってわけで。
ほんと、あと数秒遅かったらマジでどうなってたか分かんない。
そんぐらい絶妙なタイミングだったと思う。
ま、このミラクルな結果を生み出した張本人は顔面真っ赤にして部屋の隅っこでうずくまっちゃってんだけど…
「……………黒子が心配だったからって…おっきな声で何言ってんだよオレは…ううっ…」
「仲間想いの光樹らしいよ。」
「うっ…赤司…」
「…さ、おいで?」
おおっ、さすが赤司!
降旗カムバックさせた!
何気に手ぇ繋いでるからか赤司の機嫌も治って一石二鳥だわ。
いや〜それにしてもマジで恐ろしい企画だよな。
もし真ちゃんと誰かがポッキーゲームとかだったら…さすがのオレもちょっと妬いちゃうかもだしねー。
自分が誰かとやる方がまだ我慢できるかもな〜……って、
「ねー、ちょっとあんた、」
「ひぇっ…!!!む、むっ、紫原!!!!なななな何っ…?!!!!」
「………これあげる。」
「へっ?!!!(まいう棒?!!!)」
「…ありがとね、止めてくれて。」
「え、うっ、うん…えと、…ど、どういたしまして…」
おおっ、紫原が降旗にお礼言ってる!
しかも大好物のまいう棒まであげてるし!
すっげー珍しい光景みちゃったかもー!!
降旗は突然の出来事に驚いちゃってるけど。
まぁ悲惨な企画だけどさ、こういうちょっとイイコト(あの紫原と降旗が仲良しになっちゃうかも?!)だってあるってことは、オレらにとってほんの少しの救いにはなったんじゃねーかな!
………ん???
「アツシ、どうしてそんなに怒ってるんだ?キスはしてないし勝負にも勝ったのに!」
「……室ちんて馬鹿なの?」
「何だと!」
「…。(オレがどんだけ心配したかまるで分かってねーし…)」
「…でも火神くん、とりあえず貴方は一刻も早く氷室さん離れして下さいね。」
「………お、おう…、(やっぱちょっと怒ってたんだな…)」
……あはは〜…
やっぱ紫原とテッちゃんの機嫌、しばらく良くなりそうにないかも。
えーと…うん、
前言撤回するっ!
やっぱこの企画…鬼だわ!!(笑)
〜おわるっ〜
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第2回王様ゲーム…いかがでしたか?
(きくな。)
みんな哀れ(・∀・)
今回も恨むなら王様を(笑)
王様はみちゃ様!
すごい組み合わせでのポッキーゲームでしたよっ!
4番と7番ですが…クジで決まった瞬間「……まじでか(笑)」と思わずツッコんでいる自分がいました。
そんなわけで2回目も一応(たぶん)無事終了したわけですが………3回目……どうしようかな…(^_^;)
だんだん皆が本気で哀れに思えてくるこの企画…いろんな意味でおそろしい(・∀・)
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※3/23〜4/5までの拍手内容でした!
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