愛と呼べるうちに。

初めて寝たのは
昨日の晩。

【愛と呼べるうちに。】


道で
ばったり奴と会った。
俺は巡回で
奴はまぁ
何時もの様にぶらぶらと
宛もなく
宛もなく。
こうして会うのは
初めてでは無い。
俺が行く所に
奴が居て
奴が行く所に
俺が居た事もある。
運命とでも
言わせたいのか。
奴は
何も言わず
勿論
此方が先に
口を開く理由も無いので
暫くの間
にらめっこ。
横に居た総悟が
暇して
団子屋へ入る。
一歩
奴が近付いて来て
俺は下がらず
受け入れて。
そうしたら
何したと思う。
公衆の面前で接吻とか
そういう
甘っちょろいもんではなくて
甘ったるいもんでもなくて
俺だけが
恥ずかしい。
彼奴は
自分の中指を
蕾を解す前にするように
ゆっくり
見せ付けるように
一舐め。
嗚呼
何て事を。



思い出せずには居られなくなってしまった。



−−−
掘り出して来ましたが、タイトルの意味がさっぱりわかりません。
これ書いたの誰だ。
私か。
かと言って良いタイトルも思いつかなかったのでそのまま。
20120626


*prev next#

















人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -