シカマル学パロ | ナノ


*微裏、若干注意



「やめて!」

奴らの手が動いた時、我に返りようやく声が出た。

「離して、離せ!!」
「煩いな」
「まあこんくらい強情な方がやり甲斐があるだろ」
「ははっ確かに!」

やり甲斐……って、待ってよ、まさか本当に

「……!」

乱暴な手つきにより、あっという間にカッターシャツの全てのボタンが外されてしまった。

「見、ないで……っ」

人間、こんなときでも羞恥心はあるらしく。顔は熱くなり、涙が浮かんだ。

「うっわ、良い顔」
「水色って、イメージ通りだなぁおい」
「白いな……しかも結構でけぇよ」

気持ち悪い、見ないでよ

「ひっ……ぁ」

知らない男達の手が身体を這う。舌が這う。

「っ……」
「感じちゃってんの?こんなことされんの始めて?泣いちゃって、可愛いなあ」
「ひっく…ぅ…あっう……」


この悪夢さえ終わってくれればそれで良い。もう良いから、何でも良いから諦めるからだからお願い早く、早く終わらせてよ気持ち悪い早「由利!!!」


(……え?)



涙で霞んだ世界に、よく知る声が聞こえた。それと同時に、私は意識を手放した



20111115



Back