「あれが欲しいのじゃ。持って参れ。」
▼名前:セブン
▼年齢:9
▼役割:ボス

★マッスグマ♀
まだお子ちゃまの癖にトップに君臨している謎の少女。本来はドストレートヘアーだが、こっちの方が可愛いとわざわざ毎朝跳ねさせている。視線と先端フェチ。

「へいへい。わかりやしたよ。」
▼名前:チェロキー
▼年齢:27
▼役割:子守?

のうてんきな性格のマグマラシ♂
セブンの雑用係。セブンの秘密を知っており、警戒しつつもその下で働いて(?)いる。昔はセブンの祖父の相棒だった。

「…」
▼名前:エコー
▼年齢:?
▼役割:パシリ

★オオタチ♀
パシリ。それ以上でもそれ以下でもない。無口。趣味はゴミ拾い。

実は本当に喋れない。

「セブンさまぁ!セブンさまぁ!7日目でございますぅ!セブンさまぁ!」
▼名前:マルボロ
▼年齢:?
▼役割:信者代表

がんばりやな性格のコジョンド♂
もうね、よく頑張ってる。もういい…休め…っ!頭イっちゃってるけど良い奴。もう休め。いいから休め。
見切れるどころか常に画面外。

「ブレーヴェ鉄の掟」
・仲間になれるのは胴長短足のみ。
・セブン様の名前を呼べるのは7日間の内一日のみ。それ以外の日はボスと呼ばなければならない。
・何かを持ってくる時は常に7つ用意しなければならない。
・どんな体勢でもセブン様を見なければならない。
・セブン様の名前を書くことは許されない。
・夕方は外出禁止。
・セブン様から離れた場所で、死んではいけない。



▼ブレーヴェができる前のお話

ある日、グランパが死んだ。

死んだのではない。殺されたのだ。
誰に?
実の孫に!

その偉大なグランパの全盛期は素晴らしかった。とても素晴らしい、大泥棒だった。
ゴルドドーンを中心に、昼夜問わずに盗みまくった。
子供はいなかった。正確には殺されていた。孫が産まれて間もなくだった。ゴルドーに目をつけられていたグランパは、見せしめに息子夫妻を殺された。
だけどグランパは全く悲しまなかった。
そんなことより残った孫はどうしたものか。と頭を抱えていた。

盗むことしか知らないグランパは、孫が邪魔だった。そして夜中に捨てた。
ところが孫はとても賢かった。
どこかへ置き去りにしても次の日には帰ってくる。何度も何度も。住処を変えてもグランパの元に帰ってきた。
その時グランパは初めて孫に話しかけた。
「…何故ついてくる。」
孫は黙ったまま。
「何か言ってみろよ。」
話せるはずがない。孫はまだ言葉すら知らない程幼かったから。グランパは久々に恐怖という感情を思い出したらしい。

その孫にグランパは殺された。
孫はまだ6歳だった。
何があったかはよく知らない。ただ一つ、わかっていることといえば、

この子には決して逆らってはいけないということだ。

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