▼ゴルドー一家
「全部俺のもんだぁ！」
▼名前:ドル
▼年齢:38
▼役割:ボス
？？？な性格のペルシアン♂
ゴルドー一家を仕切る若きボス。
金、金が好き。大量に稼いでは全部金に変えてしまう。
心が広いというか、気にしないというか、ちょっとやそっとじゃキレない。うんうん大丈夫。で終わり。でも笑顔のままとんでもないことを言ったりするもんで、ちょっと怖い。
先代が作った遊園地に続き、ポケモン達が今まで知らなかったカジノを作った。夢の中で見たらしい。
とにかくアブソルを嫌っており、過去になにかあったよう。
手下達に異世界へ続くといわれている門を探させている。
「…ボス…喉乾いた…」
▼名前:エン
▼年齢:25
▼役割:幹部
まじめな性格のエネコロロ♂
ペルシアン以外の種族で唯一幹部まで上り詰めた青年。でも理由はドルのお気に入りってだけ。
ドルの命令でしか動かない。というか動けない。自分から動くことはほとんどなく、ほっとけばご飯も食べない。流石にしんどいとボソッと訴える。隠れイケメン。
「やー！もう出てくー！」
▼名前:ユロ
▼年齢:15
▼役割:下っ端
やんちゃな性格のニャース♀
ドルの従兄弟。頭の回転が速く、時々冴えた発言をする。
救助隊のシュウに一目惚れして以来、ゴルドドーンから出て行きたくて仕方ない。
「そっ…そこの可愛い子ネコちゃん…お…おれと…にゃんにゃんしよう…ぜぇ…(ガタガタ)」
▼名前:ウォン
▼年齢:27
▼役割:下っ端
臆病な性格のレパルダス♂
ドルの命で門を探しまくっているが、まったく成果が出せず。
色んな♀を口説いて情報を聞き出す…という妄想をしている。チキンすぎてできない。
だっさいグラサンつけると…？特に何も起きない。
「靴をおくれよ。長靴じゃなくてもいいのよ？」
▼名前:ペソ
▼年齢:謎
▼役割:オーナー
ブニャット♀
スナック三日月のオーナー。金よりも靴が好き。靴をあげると、何かいいことを教えてもらえるとか。
ババァと呼んでもキレないが、おばちゃんは何故かNG。時々違う世界の話をする不思議なババァ。
▼ゴルドーとアブソル
先々代だか先々々代だか。とにかく昔、ペルシアン達がまだゴルドドーンを支配する前のこと。
ペルシアンとアブソルはお互いの力を認め合い、街で暴れまわっていました。
当時のペルシアンの中でもトップだったゴルドーは、アブソルを心から信頼していました。
そんな関係が崩れたのはある晴れた冬の日の出来事。
ゴルドーの娘が外へ遊びに行きました。そして帰ってきませんでした。娘は雪崩に巻き込まれ、遺体も見つかりません。
ゴルドーはアブソルに言いました。
お前達は災害予知能力があるはずだ！何故教えてくれなかったのだ！
アブソルはすまなかった…と何度も頭を下げました。
彼らは能力を持つことができなかった、出来損ないだったのです。それで本当の仲間達の元から離れ、ゴルドドーンで遊んでいたといいます。
ゴルドーは泣き叫びながらアブソルを殴りました。
それからゴルドーはアブソルを嫌い、特に出来損ない達を憎むようになりました。彼らに罪はないことくらいわかっています。他のアブソル達はもっと北の方に住んでいるから、こちらには滅多にこないこともわかっています。
わかってはいる。
親から子へ、ペルシアンとアブソルの関係は歪んで見えていきました。
行き場のない感情を抱えていたゴルドーは、もう一つの真実を見落としていたことには気づかなかったのです。