かつて雪山の魔女と恐れられていた白いエンニュート。その正体は古い門の門番。守っていた門は修復され、守る必要がなくなってしまった。よってエンニートとなってしまった彼女はフラフラと下山し、人間のフリをして仕事を探していた。
かつて火山の魔女と恐れられていたヘルガー。その正体は古いの門の門番。守っていた門が破壊され、その犯人である人間達に捕まり、研究対象にされてしまった。なんだかよくわからないうちに捨てられたが、生きる希望もなにもかも失い途方に暮れていた。
始めにヘルガーが、次にエンニュートがのれんをくぐる。彼女達は運命を変える一杯が今、カウンターに置かれた。