「えっーと、君達だね、増えたの。今回は三匹増えたか…私の噂が広まってる証拠だな。」
エモ♂1『なんなんナユタちゃんて。オレ達勝手に入ってきてもほんと怒んないんだね。噂通りの変なニンゲンだ。』
エモ♀『なんでエモンガだけなんだろ。よくわかんないねぇ。ニンゲンて変だよぉ。』
エモ♂2『とにかく、野良暮らしで活動するのはまずかったから、屋根のある場所が貰えてよかった。…同族が多いは仕方ないな。』
「あちゃー君傷すごいね。うちの中でも上位レベルでやばいよ。一応ポケモンセンター連れてくかなぁ…」
エモ♂1『オレのことなんか言ってる?エモい?エモいって?』
エモ♂2『汚いから病院連れてくって』
エモ♂1『ニンゲン嫌い!』
エモ♂2『…あと君臭いし』
エモ♂1『お前も嫌い!…びょういんてなんだ?』
「お、君は女の子だね。」
エモ♀『エモ!わわ!ニンゲンに抱っこされるのはじめてぇーえへへぇへへえ』
エモ♂1『あ、抱っこされてる。お前相変わらずキモい笑い方すんのな。でもいいなー』
エモ♂2『お前臭いから無理だね』
エモ♂1『お前嫌い!』
「ふむふむ、君達随分遠くから来てるね。よくここ来たね。」
エモ♂2『何故遠くからだとわかったんだろぉ…』
エモ♀『すごい。これがエモンガニンゲンさん…略してエモゲン…』
エモ♂1『』
「とりあえず、ここだと仲間が多いからね。名前つけないと。…どうしようかね」
エモ♂1『名前…?』
エモ♂2『…そうだな。エモンガと呼べばみんな振り向くからな。わかったか?』
エモ♂1『お前まじ嫌い!』
エモ♀『私名前あるんだけどなぁ…えへぇへぇへ…。』
??「ナッユターン!」
「ひえっ!あ!あなたは!何故ここに?!」
??「こそこそ…あのおにゃにょこはね…」
「…!お姉さん…!エモンガ界の神…」
??「じゃ、なゆたん!」
エモ♀『…あれ?さっきの…』
エモ♂2『…変身慣れしてんな…』
エモ♂1『あいつは…』
「あなたはマルートちゃんね」
マルート『あ、私の名前…!』
エモ♂1『お前マルートって言うのか!エモンガじゃないのか?』
エモ♂2『…これだから田舎の奴は…』
エモ♂1『はぁ?』
マルート『うぇへへぇえへぇ』
「君はスオミで、君はテトロドね。」
スオミ(エモ♂2)『…ほう』
テトロド(エモ♂1)『…。呼ばれたら振り向けばいいんだな?』
マルート『テトロド!』
テトロド『はぁーい!』
マルート『テトロドー!』
テトロド『はいはぁーい!』
「これでおっけーだね。…ここは君達のお家だと思ってもいいし、思わなくてもいいよ。一応ここのリーダーはあそこのピンクの目の子だから、怒られないようにね。シャバック!後はよろしくね」
シャバック『ということだ。粗相のないように。』
テトロド『おぅ!そそうてなんだ!』
スオミ『すまない、こいつは頭がアレなんだ』
テトロド『アレ?』
マルート『……シャバック?…あれ?あなたその目…』
シャバック『…?……。』