▼セブン
生まれつき不思議な力を持つ。
セブンは相手の心を盗むことができると言っているが、正確には相手の心の矢印を自分に向けること。興味の対象、信仰の対象、守るべきものの対象、といった具合に相手にとって生活の一部になるようなレベルで操作が可能。
幼い頃捨てられても同じ場所に帰ってこれたのは、無意識にこの能力で周囲に力を借りてきたのと、本人の記憶力がとても優れていたから。

ゴルドー、カルツォーネのことは敵視しているわけではなく、戯れ相手として考えている。だってその気になれば街一つ自分の物にすることができるから。
何が目的かわからないが、両一味の弱みを握ることが現在の活動。

視線と先端が大好物。誰かに見つめられていると快感。将来大物になりそうです。


▼チェロキー
大泥棒だったセブンの祖父の助手をしていた。
ヒノアラシだった頃に出会い、何度も弟子入り懇願するが拒否される。あんまりにもしつこかったもんだから、金を渡したグランパ。チェロキーの頭を撫でて「お前はこんなことしちゃいけない。」と言うと、手が大火傷。何が起こったかって、頭撫でられて興奮したチェロキーが進化してマグマラシになっちゃったってこと。それ以来気に入られて相棒になる。
もう誰にも撫でられたくない、とかわらずのいしを持ち続けるチェロキー。

セブンの能力に最初に気付いたのはこいつ。力は一度も使われていない。



▼エコー
命を絶とうとしていたところでセブンと出会い、力を使われる。
自分の生活をセブンに捧げ、顔色もよくなったところで力から解放されるが、心に負った傷までは回復しなかった。時々ふらっと死にに行こうとしては、セブンの力で生かされ、の繰り返し。

本名は不明。まだ声が出た頃に話しかけた時は同じ言葉を返してきたことからエコーと呼ばれるようになった。
男顔負けの身のこなし。過去も素性もなにもかもわからない。



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