▼2012/05/21 01:37
ナガユキは幼い頃テンガン山の麓で出会ったユキメノコに連れられ、ゴーストタイプの仲間の元へ連れていかれます。 一緒に遊んでいる内になかよくなり、僕には双子の兄弟がいるから驚かせてやりたい!と計画を立てることに。
双子の兄弟には秘密でみんなと毎日打ち合わせ。ところが日にちが経つに連れなんだか具合が悪くなり、風邪もなかなか治らない。おかしいなと感じたナガユキはゴーストポケモン達の図鑑を見てショックを受けます。
いつものように笑顔でナガユキを待っていたゴーストポケモン達。 もう会いたくない!君達僕の命を食うつもりなんだろ! そう言い放ち、ナガユキは逃げるように帰りました。
振り返りたくない。 だってみんな悲しい顔してるもの。
本当はわかっていました。ゴーストポケモン達はただナガユキと仲良くしたかっただけ。命を食うようなことはしていないのだと。 でも、差し出されたゴースのガス状の手を握った自分の手は爛れ、咳は止まらず熱も下がりません。言ったところで彼らはたぶん理解できないでしょう。 悪気はなくても、僕らは一緒にいられないんだ。ああでも言わないとまた一緒に遊ぼうって、にっこり笑顔でこっちに来ちゃう。ごめん…ごめんよ…
幼い頃の記憶というものは、成長してから思い出すとどこか歪な形で妄想が加えられている。 ナガユキはこれが悪い思い出として残り、いったいどう悪い思い出なのか核心的な部分を思い出せないままトラウマになってしまい、ゴーストポケモンが苦手になります。 よくわからないけど、怖い。
当時はその後、自分の身体が弱いからなんだと運動したり鍛えるようになります。ゴーストポケモンに負けない身体になろうと。 まさかこれが格闘馬鹿に目覚めるキッカケになるなんてね…。そんなこんなで今のナガユキがあります。
手袋しているのもガスにやられて皮膚がボロボロなのを隠す為。痛くないし、だいぶ治ってはいるそう。
いつか本当のことを思い出した時、あのポケモン達に謝りにいこう。
じゃれつかれるだけで死にかけるとかこえええ ナガユキよく生きてたな
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