▼2012/05/03 02:07

幻のポケモン!セレビィが現れた!

そんな噂が流れたウバメの森。
押し寄せるマスコミと観光客!森のポケモンたちの平穏な日々は一瞬にして奪われたのである!
見たことのない機材が置かれ、明るい夜は夜行性ポケモンの体内時計を狂わせた。草木は怒り、森のポケモンたちも人間に牙をむく!
…だが人間に育てられたポケモンって強えーぞオイ!…悲しいことに彼らは森を守ることができなかったのだった。

時は皆に平等に過ぎていき、待てど暮らせどセレビィは現れない。人々はしだいにそんな噂を忘れ森から離れ、また新たな幻のポケモンの情報を待つことにした。

って…お…おいおい!ちょっとまて!なんだこのゴミは!!ごみはお持ち帰りの看板を立てたのはあんたらだろ!
すっかりごみだらけになってしまった森。こんなんじゃあセレビィに合わせる顔がないよう!

立ち上がった森のポケモンたち。
木から枝を貰い、虫ポケモンたちの糸、鳥ポケモンの羽、さまざまなものを組み合わせてお掃除セットを作った。

生憎ぼくたちごみの分別の仕方は知らないんでね!


後日、またセレビィが現れたと目撃情報がテレビ局に伝わった。半信半疑でウバメの森へ向かった人々は、森の入り口に大量のごみが山積みにされているのを発見した。

ごみを見たヒト達がなにを思ったかはわからない。ただ、この時ぼくらはある決意したんだ。

ぼくらは強くない!経験値にもならない!でも!守りたいんだこの森を!大好きなこの森を!どこにも負けない森にしよう!ヒトに森の素晴らしさを伝えるんだ!


これがポケモン清掃隊の誕生である!

▼ポケモン清掃隊
掃除をすることに誇りを持ったポケモン達の集団のこと。

▼舞台
ドコカノ森…気味悪い雰囲気の森。森の中にあるゴミ屋敷化した廃城にはゴーストタイプのポケモンが住み着き、異臭を放っている。
ソノヘンタウン…空気の悪いヒトの町。ベトベター族やドガース族が廃工場で悪戯をし、汚染水や廃棄ガスが漏れている。
アノアタリ湾…不穏な空気の海。波ではなくゴミが行ったり来たりしている。恐ろしい怪物が出るといわれ、泳ぐヒトはいない。

※環境は活動しだいで変化します。

▼いろいろ
・役割 清掃活動自体はみんなやります。
リーダー…まんまそこの清掃隊のリーダー。地域の把握、チームの報告をまとめる。
情報管理…人間達の動向について調査する。イベントがある日はごみが増える、前もって円滑に行動できるよう情報管理する。
道具作成…道具を開発したり、保管している。新しい道具が完成すれば、みんなの前で使い方の説明もする。
食料調達…毎日きのみを育てたりどこかから調達してきたりする。忙しいので清掃活動は少なめ。
・印
みんなおそろいの帽子をかぶります。役割によって違う色のバンダナをつけます。
・世界と擬人化について
人間とポケモンが暮らすアニメのような世界。少し違うのはポケモンが人の姿になれるということ。
なぜかはわからないけど、気を引き締めると人のようになれるらしい。気が緩むと元に戻ってしまいます。大抵人前にでる時はヒトになりすましています。
ポケモンたちの間ではこんな噂があります。
「ヒトに正体がばれると、二度と元の姿には戻れないんだ。初代清掃隊のリーダーがずっとヒトの姿なのもそのせい。」
初代リーダーは人間と仲良しになったらしく、こっそり帽子やバンダナを作って持ってきてくれますが、ポケモンの姿には戻れなくなってしまったそうです。

基本的にヒト=ごみを持ってくる奴ら!という認識。人間が悪、ではなく、あくまでも彼ら清掃隊からみれば嫌な奴ってだけ。もちろんきちんとゴミを持ち帰る人間だっています。
主役がポケモンなので、人間とは違う考えを持っています。町のポケモンはサンドイッチを知ってるけど、森のポケモンは知らなかったり。知識や常識にも違いがあります。
時には人間を観察し、どういう風に掃除すればいいんだろうと勉強もします。新しい道具を作ったり、自分達の技もなにかに使えないかと相談します。
実は人間の清掃員との接触を夢みている。その洗練された動きに圧倒され、あこがれているらしい。イベントがあると現れるベテラン清掃員のおじさんトシユキとは何度かお話している仲。
最終的に人間が一番気づきやすいところにゴミを山積みにする、というポケモンなりの警告をだします。人間がどう思うかはわかりません。でもひたすら掃除し続けます。いつかヒト達が気づき、きちんと対応してくれた時、彼らの役目は一旦終わります。警告の仕方も活動しだいで変化するかもしれません。
それとエリアマスター(と勝手に呼んでいる)を説得するのも役目。エリアマスターはこの汚れた環境の方が居心地良いので、掃除されるのには反対です。

▼交流
拾ったごみや清掃活動をつぶやく、活動ボイス。部屋の掃除や外出先や学校会社、ポケモン界のことに言い換えたりして現実でも掃除やろうぜ!タマムシ大学に忍び込んで空き缶ごみばこに捨ててやったぜ!巣の掃除してたら二年前のきのみでてきた!など。
活動ボイスが一定数超えると、ごみまとめの日のイベント。成果によってご褒美がもらえるとか。
定期的にVSエリアマスターイベント。毎回形態を変更します。


…という企画を昔考えていました。
矛盾が多いのは即席だったからですw

毎度日本語がログアウトしてるねしみじみ

創作にまわそうかな