▼2012/07/22 00:53

七夕にやろうと思ってたんだけどっていう。まさかのうp忘れ。

リン「たなばたってのは紙に願い事書いて木にぶら下げる儀式なんだとよ!」
ジル「…そうか。」
リン「え、や!やろうぜ!」
ツァル「面白そーうっしょ!」
ジル「ツァルメテ…本気でそう思うのか?」
ツァル「…なんとなく」
リン「…。」

ジル「リン。なんて書いたんだ?」
リン「はぁ?言えるかよ!秘密だぞ!」
ジル(…木にぶら下げるならいつでも見れるか…)

リン「よし!ぶら下げたぞ!」
ジル「で?」
リン「…。」
ツァル「…。」
ジル「どうするんだ?」
リン「叶う…んじゃないかな。願い事。あ、そうだ。川に行くんだ。川を泳いで渡るんだ。さぁ行こう。」
ツァル「…リン。木じゃなくて笹なんだよ。」
ジル「紙…に間違いないのだが、それは短冊というのだ。ついでに川を渡るなんてことはしない。」
リン「…お前ら知ってて黙ってたのか。」
ジル、ツァル「もちろん」(いったいどこでこんなこと知ったのだ…)
リン「だぁーーー!!」


リンはヒマがなくなりますように、ジルとツァルはリンと長く一緒に居られますようにって書いたんだってさ。


※そんでいきなり暗いネタ注意










リンが死んだ日

リンはジルとツァルより早く死んでしまいます。そりゃふつーのポケモンだしね。
ジルとツァルは長いこと一緒にいます。そこに現れたのがリン。

当たり前が当たり前でなくなった。長く生きすぎて狂っていた感覚が戻っていった。暇とは何か気付かされた。同時に悲しみを思い出した。

なぁ、リン。
暇で悪かったな。もっと楽しいことできればよかったのだけど、我々はそういうことがよくわからなかったのだ。
なぁ、リン。
そっちは暇じゃないか?暇だからって他の誰かに当たるなよ。それが許されるのは我々、ジルとツァルメテだけだからな。
なぁ、リン。
我々は当分そちらへは行けない。でもいつか行く時が来るだろう。その時は…また一緒に…



リン「勝手に殺すな」
ジル「予行訓練だ。」
ツァル「そゆこと」
リン「次はキュウコンでも雇うんだな」
ジル「お前の代わりなんかいらないさ。」