||| plus alpha 最愛はシカマルだけど幸せになれない女の子たちをどういたぶるか考えるとそわそわします デイダラとサソリが半端なくたまらんですかわゆい 私の話を少しだけ聞いてほしいと思う 私には兄が一人いた 両親の過去の詳細を覚えていないというよりは知らないのだが、失意の底にいた父は私や兄に暴力を振るった 母は自身の保身に走ったのか私を助けてくれることはついぞなかった 兄が正式に忍となり、任務だなんだと駆け回ることが多くなるにつれ、私への暴力は激しくなった けれど私は無知であったから、これが普通なのだと思っていた この為に生まれてきたのだろうとさえ思っていた 幸も不幸もわからないまま、ただ生きていたんだろう 兄が父と母を殺し私の手を引いて里を出たのはまだ私が10歳にもならない時だった 兄に手を引かれるままに里を抜けて彼が追ってきた人達を殺すのをぼんやりと見ていた 善悪を知らないといえばまだいいが、善悪を知ることにすら興味を持たないまま私はただ息をしているだけだった気がする 随分長いことうろうろしていろいろなことをして時間が過ぎた その中で兄は確実に世間でいう犯罪者までに身を落としていたんだろう それから何かきっかけがあるかどうかまではわからないが犯罪組織から声がかかった 兄が言うにはそこなら今までみたいにおびえて暮らすことはないと、少しは安心できるだろうと そう言っていたから私は彼に手を引かれてどこに行くかも知らないまま歩いた それからしばらくして兄が散歩をしようと言ってきた 何も疑うことなくのこのこと彼の後ろをついていけば私を殺そうとしてきた 泣きながら彼は悲痛な声で私に何か言っていたが、内容はもう、忘れてしまった 詳細は忘れたのか覚えてすらいなかったのか、わからないが、私は兄を殺した 初めて人を殺した 初めて殺した人は兄だった 人が呆気なく死ぬことを覚えた 兄は私を愛していたがそれは自己愛からくるものであったのだろう 私に優しい自分自身を愛していたに違いないのだ 何も私自信を損得なしで心から愛していたわけではない まだ幼い私のパートナーになる人が決まった 随分と年上の姿かたちの整った男だった 彼は私にことあるごとに馬鹿だと無知だと言い続けた 私は無知であることを理解はしたものの、どうすれば無知でなくなることまではわからなかった 知識というものが必要なのかもしれないがそれをどう学べばいいのかわからなかった わからないままただぼんやりと時間が過ぎていくのを感じていた 彼は私への苛立ちからか、もっと何か理由があるのかもしれないが、とにかく彼は私を殴った だからといってそれの必要性の有無はわからなかった、否定も肯定もせずに現状をあるがままに私は見つめていたのだ 我ながら死んでしまえばいいと思うほどに愚かだ ある日彼は注射器で私に何かを打った その液体の名称を私は知らなかったし今も詳しいことはわからないが毒であったことには違いないのだろう その日私は苦痛に涙した 彼がいい気味だと笑っていたのは覚えている 痛みの感覚が麻痺しつつも鉛のように重たい体を引きずって彼のあとをついていったときだった 何かの隙を見て彼を殺した 恨み事を言っていた気もするがとにかく名も思い出せない彼は死んだ そして私はその日道中でぶっ倒れた アジトまで帰ることができなかった そんな私の存在を覚えており、なおかつ気にかけてくれていたのか、まだ名も知らなかった同じ組織の男に私は助けられた それから、彼とは長い付き合いになっていくわけだ という話 サソリさんとうんぬんかんぬん 「サソリさんってかわいい顔してますよね。お父様とお母様に感謝したほうがいいでよ」 「なんだ突然気持ち悪いしね。その言葉は打ち返した」 「死にませんけど褒められたことはありがたく受け取ります」 かわいいねっていってるんだよ! 「…でも、目ばかり大きくて馬鹿みたいな顔してますね」 「やめろよえろい」 「とても意味がわかりません」 おめめくりぬいた穴にぶちこみたくなるような可愛らしい顔の女の子だよ! 最近世界観に沿ってどれだけ女の子を痛めつけられるかなってそんなことを考えてる気がする Nov 11, 2014 00:30 browser-back please. |