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だいぶ前にも書いたおかまちゃんおどりことアラジンとシンドバッドさんでシンドリア

怖いおにいさんに、絡まれてしまった

「ごめんよぅ、わざとぶつかったわけじゃないんだ!ゆるしておくれよ」
「いやいや、ぼっちゃん、お兄さんにはごめんなさいですむ話じゃないんだよ、なぁ」
「そうそう、誠意っていうのを見せてくれなくちゃ。ほーら、そこでちゃりちゃりいう何かで、なぁ」

なんとなくシンドリアには悪い人がいなさそうだと思ってたんだけど…大分甘い考えだったらしい
そもそも周りの注意を聞き流してひとりで夜出かけたというのが間違いだったんだろうなぁ
明るくなってから友人と一緒に出かければよかった、と今更後悔しても絡まってるものはほどけない
どうしようかなぁ、なんて考えながらも手から離れてしまった杖に視線はいきっぱなしだ
 
「そこで、なにしてるの?」
聞き覚えのある声がした

「そんな子供に絡んで…恥ずかしくないの?」
視線を杖から声がしたほうにうつすとやっぱり見覚えのある姿があった
と、いうか彼女に会いたくてこの夜更けに外にでたといってもうそじゃない

「なーんだ、お前か。こんな夜更けにどうした?美人がうろついてちゃあぶないぜ」
「野暮なこといってやるなよ。これからおつとめだろう?今日のお相手は男か?女か?」
うるさいなぁ、と彼女の低い声が響いた
それからはあっという間で彼女の白い細長い足で怖いおにいさんたちはぼこぼことやられてしまった

「大丈夫?」
昼間にあった子だ、と彼女が言う
覚えてもらっていたのだということになんだか胸のところがぽかぽかした

「ほんとは、悪い人じゃないんだよ、酔っぱらってるだけかな」
酒癖が悪いのは良くないねぇ、と言いながら彼女はおにいさんたちの懐から袋をそれぞれ取り出した
ずっしりと重たそうにチャリチャリと音をさせる袋を

「まぁ、かわいい子に絡んだ罰として、ね」

シンドリアってわるいひといなさそうだよね
シンドバッド以外にね

なんか気持ち悪い文章だった
りべんじしたい

Jul 29, 2014 00:23
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