2nd neta | ナノ

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twtrで呟いてたけど、何のネタだか思い出せないネタ

神様は、人の人生に干渉することなどできない。運命と呼ばれる予め決められた筋道を記された書物を見ることはできても、困難が起きてるそのときに人間に何かしてあげることはできない。

神頼み、とはよくいったものだ。神は人を見守ることはしても救いを与えることなど――助けることなど、決してできないというのに。その日も神は日務をこなしていた。人の運命に目を通し、判子を押す。今や飽き飽きして流れ作業になってしまっている仕事でも、こなさなければ人は生まれることができない。だからこなす。やらなければならないからやるといった充実感など皆無な作業の内、ページをめくっていた手が止まった。…何て可哀想な子だろう… それが神の感想だった。数えることさえバカらしくなるほどの膨大な数の人間の人生に目を通してきた。確かに悲惨な子や人は大勢いた。自身を不幸だと認識できる年齢まで生きることができずに死を迎える子が珍しくないのだ。悲惨な生き方をする子だって珍しくない。しかしその者達の人生には必ず、幸せだと思える救いの時があった。プラスマイナスゼロにはならなくても、確かに幸せを知っているのだ。それがこの子はどうだろう。救いなど、一切ない。可哀想に…。 神はその子に美貌を与えました。美貌を与えようと、運命は変わらないかもしれません。けれど、その子に何かプレゼントせずにはいられなかったのです。生まれてしまってからは一切干渉することができない神なりの、心遣いでした。


ここから先をメモしてない時点で何のネタなのか…。ハッピーエンドになるのかバッドエンドになるのかさえわからないぜ…。


14.8.12

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