A HAPPY NEW YEAR
2015/01/01 22:11
【星屑の堕ちる場所】管理人、
三月兎でございます。
年越し、みなさんは何をしていましたか?
私は、本日のノルマ(宿題)を達成し、
年越しまであと3分位あるし、
何しようかな、んで年越しどうしよう?とか
考えて財布の中身整理しはじめちゃって、
レシート握りしめての年越しでした(笑)
思いがけない年越し(笑)
時計みて驚愕(笑)
うわぁぁああとかいいながら
ベッドにinしました(笑)
さて。
超SSを4編ほど。
---日米
【つまらせる】
日本side―
「なぁなぁ、日本。」
「はい、なんでしょうか、アメリカさん。」
お屠蘇におせち料理、と
味覚が子供とよく似たアメリカさんは
渋い顔をして、一品一口ずつたえて食べた。
そんなアメリカさんに伊達巻を
ご褒美として与え、モチをやく。
「ひょれはにひょんがふふったのか?」
もぐもぐ、もぐもぐ
口一杯に伊達巻をつめこんで
アメリカさんは質問をする。
私の作った伊達巻が、
嗚呼、とても美味しそう。
「ええ、勿論。」
「愛してる、日本。」
突拍子もなく愛を告げる貴方。
私は言葉をつまらせた。
"致死率0ぱーせんと"
でも私の心を貴方は射止めた。
---独仏
【おまじない】
フランスside――
「ドイツ。」
「……なんだ?」
眼鏡をして資料に目を通すドイツ。
最近は、まったく俺にたいして
時間をとってくれない。
これが噂の倦怠期か、なんて納得してみるけど
正直、笑えるもんじゃない。
また、お前が離れていく。
そんな気がして。
「ドイツ……。寝れない。」
じ、といい年した男が上目遣い。
わかってるさ、年相応じゃないことくらい。
「……。ふ。」
目を細めて頭をぽんぽん撫でられる。
「よし、おまじないだ。」
"トイといトイ"
机を三回叩いて君は言う。
安心しろ、と。
---墺洪
【よせる】
ハンガリーside――
相変わらず、オーストリアさんは
しなやかで上品で美しくて、
私やプロイセンとは真逆の存在だ。
「……うーん、育ちの差、ってやつかな?」
上司から手本にするように、と言われたのは
オーストリアさんで。
お……私、音楽とかわからないのに
どうやって手本にすればいいんだ?とか
それこそ、
共通の話題無いのにお近づきになれねぇぞ?
とか色々、思い悩むところがある。
「うーん、まずは雰囲気をオーストリアさんに
よせるか?」
「何を私によせるんです?」
「のわっ……!?てオーストリアさん?」
考え事をしていたら、
いつの間にかオーストリアさんは私の隣に
たっていた。……ちょっと驚き。
「で、何を私によせるんです?」
「……っと、えーと。」
いたずらな貴方の微笑みが目にはいる。
"もしかして、頬でしょうか"
林檎が一つ、真っ赤に熟れて。
まわりに花が咲きました。
---英加
【くわえる】
カナダside――
「あ、の。イギリスさん……。」
「なんだ、カナダ?」
「やっぱり、その、いれていいんですか……?」
「ふぁ?ひぃーにきまっふぇんだろ?」
「でも……。」
「だいろーぶ。っと、封きれた。」
「邪道じゃないですか?ある意味。」
「や、紅茶の渋味が苦手なら
ミルクをくわえるなり、
メイプルくわえるなり、
自由じゃないか?
紳士はそんなんでおこんねーぞ?」
「そ……そうですか。」
「あぁ。美味しければ、それでいい。」
"紅茶も恋も"
くわえてあまくする。
ヨロコビが多ければ、それでいい。
---更新亀に付き合って頂き
ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。