※完結後/お付き合いしちゃってる二人/会話のみ 「あれ、ナマエなにしてんの?」 「ん。スキンケア、ってヤツです」 「ふーん。なんかすっごい甘い匂いするね!」 「『ボディバター』っていうらしいですよ。これはチョコの匂いのやつ」 「へぇー。なんかナマエがそういうことするのって意外」 「いや、まぁ…なんて言うか俺、中身こんなですし……せめて肌の手入れくらいは、って……」 「……ふぅん。ノボリ、愛されてるね!」 「そっ、そういうわけじゃ……!」 「ふふ!それにしても『ボディバター』かぁ。なら、さしずめノボリはバター犬?」 「へ?『バター犬』って……?」 「ふふふー!なーいしょ!それよりナマエ、それって自分で買ってきたの?」 「え?あ、いやそうじゃなくて。なんか今日受け付けの手伝いしてたら感じのいいオジサンがくれるって言うから……」 「ナマエ様……?」 「ッ!!?」 「今のお話、わたくしのお部屋で詳しくお聞かせ願えますか?」 「ひ、ぇ?え、なん、ノボリさん、怒って……!う、わあ!やっ、クダリさん!クダリさん助けて!!」 「ナマエ、ガンバレー!」 「薄情者ぉぉぉ!!!」 それから、ノボリに強制連行されたナマエは次の日の朝、妙にツヤツヤしたお肌でノボリの部屋から出てきた。 さっそくボディバターの効果ありだね、ナマエ! (12.02.24)
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