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Memo
ややぶっつけで書いていたのでどうなるか不安ではありましたが
蓋を開けてみれば8割方は当初の予定通りな結末になりました。
予定から逸れたことと言えば獣姦ショーのくだりと元オーナーの出番部分くらいです。
最終話に関しては去年の夏におおよその形はできあがっていたので、そのあたりは大分楽でした。

エピローグの二人ですが、最終話から2か月後くらいのことだと思ってください。
その間猛獣さんは甲斐甲斐しく世話をしてくれる夢主を独り占めしたくてほぼ全快なくせに結構仮病使ったりして無駄に心配かけてます。

夢主の件ですが、悩んだ(悩まされた)末に色々吹っ切れているため、お話の中のセリフ通り今後もずっと猛獣さんの傍にいるつもりです。なので、もしも彼が望むのならば一緒に檻の中で暮らすことになっても良いと思っています。
けれどやっぱり猛獣さんは、日の光の中に居る夢主の輝いた笑顔を知ってしまったため、自分も“城壁”の外に出ようと思い始めるのではないかと。
そしていつか、二人でサーカスを出て旅に出るもよし。
手を取り合って夢主の故郷を訪れる日も来るかもしれません。

今のところ私の中の二人はそんな感じです。
その後のことは皆さまに自由に想像していただければ幸いです。



最後に、『猛獣インゴ』を書くにあたってモチベーションを非常に高めてくれた自分の中のイメージソングを少しだけ紹介させてください。(敬称略)

『菩提樹』天野月子
『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜』EGOIST
『アナタノオト』中島愛
『ヒカリへ』miwa




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