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Memo
地下鉄PRの一環としてゆるキャラ呼んだものの呼んだはずのないふ○っしーに鬼絡まれて困惑のサブマス

「ヒャッハーッ!!!」
▲▽「「!!!」」
「ちょっ、ちょっと誰ですかふ○っしー呼んだの!!」(小声)
「自腹で来たなっすぃぃー!↑梨汁ブシャァァァ!!!」
「きゃああ!!?」
▽「!!ちょっと待って!今その子に何かけたの!?」
▲「なに汁ですって!!?」
「そこに食いつくな!」

これがインゴさんだったら目が合った瞬間ふ○っしー吹っ飛ばされて放送事故
「――ッぃ、インゴさん!!?」「……誰ですか、あの化け物を呼んだのは。今すぐ名乗り出なさい」「あ、ふ○っしーが何か言ってるヨ」「〜〜〜(ピクピク)」「――……自腹で、来たそうです……(ゴクリ)」「つまみ出せ」

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猛獣インゴさんは夢主に出会ってから自分の身体を疎ましく思い始めただろうな、と。
それまでは自分と他人が違うことなんて当然で、諦めもあったし、一種の自尊心もあったんだけど、大切にしたい人ができて初めて自分の身体がその対象に触れるにはひどく不向きだと感じて密かなコンプレックスを抱いたり。

「インゴさん、爪なんか見つめてどうかしたんですか?」
「………いえ。ただ、なんとなく」
「?あ、もしかして伸びすぎちゃってるとか?爪切り借りてきましょうか」

で、人間用のじゃ話にならないからポケモン用の爪切りとやすりを借りてきて、夢主に切って貰ってちょっとご機嫌なインゴさん可愛いです

「インゴさん、危ないから動かないでくださいね」
パチン、パチン
「………(じーっ)」
「………あ、あの、そんなに見つめられるとちょっと、やりづらい、です」
「――……お前の、爪は、」
「へ?」
「……花弁に、似ていますね」なでっ
「………ぇ、えっ!?」

不意打ちでなんか恥ずかしいこと言ってくる。
ほとんどお外に出ないし花を愛でる趣味なんか持ち合わせていないインゴさんに「とっても綺麗だったから、インゴさんにも見てもらいたくて」と、野に咲いた名前もないような小さな花を持って帰ってグラスに生けた夢主とその花を自覚なく重ねているインゴさん。
でも爪が整っている間はここぞとばかりにインゴさんが尻尾揺らしながら無体を強いてくるので、インゴさんが爪を整え始めたら身構えてしまう夢主。

「○○、爪を整えるのを手伝いなさい」
「ひぇ!?……っあ、ぅ………っ」
「おや、どうしました?顔が赤いようですが」
「〜〜〜っ!!」 

わかっててやってる

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(サブボスで星の金貨パロ)

赤いバラと白いバラの箱のくだり、エメットさんで妄想すると恐ろしく滾る。
インゴさんのことを忘れられないヒロインに二つの箱を差し出すエメットさん。

「……ネ、聞いて?この箱の中、片方には赤いバラ、もう一方には白いバラが入ってる。キミが選んだ箱に白いバラが入ってたら、キミはボクと結婚する……OK?」

小さく笑って、片方を選んだら「ホントにそっちでいいの?」
うん、って頷いて箱を開けると、中に入ってたのは白いバラ。

「〜〜〜ッ、YES!!神様!!!結婚だ!!結婚だヨ○○!!ボク達結婚するんだ!!!」

らしくもなく顔を真っ赤にして笑いながら興奮してるエメットさんに苦笑して、何気なくもう一方の箱のリボンをそっと解いてみる。そしたらエメットさんが急に慌てだして「っえ゛!ちょっ、ちょっと待って○○開けちゃ……!!」で、中に入っていたのは白いバラ。
どっちの箱にも最初から白いバラしか入ってなかった。

「………ゴメン。狡いよネ。わかってる。今のはナシ。結婚はな、」

『し』の音を人差し指で優しく遮って目を丸くするエメットさんの前で、白いバラにキスして見せる。

「――〜〜〜〜ッ、いい、の………?」

エメットさんがプルプル震えながら、でも肩をガッチリつかんで、『絶対逃がさない』って言ってるみたいで、なんだか可愛くて笑いながら頷けば、苦しいほどぎゅっと抱きしめられて「ッ……約束、する。絶対、絶対、世界一幸せにする。ボクが、キミを。」って、震える涙声のまま噛みしめるみたいに言われて、そんなエメットさんの首筋に頬を寄せながら『うん』って何度も頷く。そんなドラマが見たいです。

(しかしこのドラマ、結局ヒロインはインゴさんを忘れることができず、しかもいくつもの擦れ違いと誤解を乗り越えて漸くインゴさんと想いが通じ合ったところで結婚式当日にインゴさんに先立たれ、エメットさんはそんなヒロインを遠くから見守るかたちで幕を閉じる)

「……ネ、聞いて?この箱の中、片方には赤いバラ、もう一方には白いバラが入ってる。キミが選んだ箱に白いバラが入ってたら、今度こそキミはボクと結婚する。赤いバラが入ってたら……僕は遠くから、君の幸せを祈って、君を見守っていくよ」

選んだ箱に入っていたのは真っ赤なバラだった。
それでもエメットさんは肩を竦めながら「あーあ!ボクってほんとツイてない」なんて笑って、旅立つヒロインを見送る。
彼女の姿が見えなくなった後に、残っていたもう一つの箱を開けて、取り出した赤いバラに寂しげに笑いかける。
そんなエメットさん。


事故によって失われていたインゴさんの記憶が戻り、漸く想いが通じ合ったかと思ったところで記憶を失っていた間にインゴさんと婚約した別の女性がインゴさんの子供を身ごもったことを知り、身を引くヒロインが一生懸命手話で『私は、勘違いしていた。本当はあなたのこと、そんなに好きじゃなかった』と、堪えきれない涙をぽろぽろ零しながら伝えて、「やめ なさい。もう……わかりました。わかりました、から……っ」って、泣いてるヒロインを抱きしめたいのにそれさえできないインゴさんを想像して今日と言う日を乗り切った。
その後ヒロインは聴覚だけでなく視覚さえ失い、かつてないほどの絶望に打ちひしがれるわけですが、そこをインゴさんに救われ、誤解も障害も乗り越え、漸くインゴさんと結ばれる結婚式当日。
白いタキシードを着たインゴさんは彼の家をとりまく陰謀によってナイフでその身を貫かれ、帰らぬ人となる。
でもインゴさんは刺された直後、倒れる前に必死にヒロインのもとに向かって、真っ白なドレスに身を包んだヒロインを抱きしめて「――○○……とても、綺麗です」と、一言だけ囁いてこと切れるわけですが、ヒロインは耳も聴こえないし目も見えないので、何が起こっているのかわからないのです。
ただ、誰より近くに感じるインゴさんのぬくもりを、だんだんと失われていくそれを、愛しげにそっと抱きしめる。
そんなストーリー。
その後ヒロインはインゴさんの角膜を移植することで視覚を取り戻し、自分の中にインゴさんの忘れ形見が息衝いていることを知らされます(※インゴさんの婚約者が身ごもっていたのは、実は体外受精によって意図的につくられた全くの他人の子供)そしてエメットさんの二つのバラへ続く。

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暑いの苦手で夢主の膝の上でダウンしてる猛獣インゴさん可愛い

「暑い……」
「だったらインゴさん、離れてた方がちょっとはマシだと思うんですけど」
「チッ…無駄口を叩く暇があるならもっと扇ぎなさい、手が止まっていますよ」
「(身勝手だなぁ)」

みたいな。暑いのやだけどくっついてたい今日の猛獣。

「○○、風」「はいはい」「○○、水」「はいどーぞ」「――○○」「はい。今度はなんですか?」「………――呼んでみただけです」「!!(しっぽパタパタしてる……!)」

そのまま膝の上で寝ちゃったインゴさんのちょっと汗ばんでる前髪を優しく梳いて、目が覚めるまでずっと見守ってたい。かなしい夢が寄りつかないように、やさしい夢がインゴさんを包んでくれるように、静かに祈っていたい。

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いつも心の向くままにお菓子を食べてるクダリさん。いつも通り抱きついてきたとき、触れ合った身体がなんだかいつもよりやわらかくてぷにゅっとしてる気がして、「クダリさん……太ったんじゃないですか?」って言ったら「太ってない!」って言い張るんだけど、じゃあ体重計乗ってくださいよって監視の下で体重計乗らせようとしたら「………」って途端に弱気になって、「………あのね、太ってても怒らないで……?」って泣きそうな顔で言われたら絶対怒れない。クダリさんずるい。


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