memo | ナノ

Memo

飲み会でベロベロに酔ったノボリさんがニコニコしながらくっついてきて、抱きしめられた上に頬ずりまでされ

「あー!ノボリずるい!!○○ひとりじめしないでっ!!」
「狡くなどありませんあなたこそ普段は○○様にベタベタくっついているのですから、今日くらいはわたくしに譲りなさい!」

なんて可愛いことを言われ、余計にくっついてくるものだから外野にひやかされるんだけど、普段はキリッとしてて頼りになる上司なノボリさんにそんな風に甘えられるのが嬉しくて「もー、酔いすぎですよー」「むぅ…わらくひ、酔っておりませぇん…!」「呂律(笑)酔ってる人はみんなそう言うんですってば」くらいで流してたら2軒目行こうぜって時にはもうノボリさんがダウン寸前になってて
(ノボリさんただでさえ変な人に目をつけられやすいのに、この状態で一人で家に帰すのはなぁ……)
ってことでクダリさんから鍵を預かり送っていくことになり、部屋の前で鍵を出しているところで

「○○さまぁ……いけませんよぉ、その様に安易に…男の家に、上がるもの、では……」
「はいはい」

適当に返事してドアを開けてノボリさんを支えながら玄関に入った瞬間、酔っている人間の力とは思えない強さで壁に押しつけられ、驚きで目を見開いてノボリさんを見上げると、獲物を前にした獣みたいにギラギラした目で間近に顔を覗きこんできたノボリさんが

「――では、覚悟はよろしいのですね?」
「ッ――ぇ なん……っ、ノボリさん、酔ってたん、じゃ……!」
「ですからわたくし、何度も申し上げたではありませんか――『酔ってなどおりませんよ』」

しれっとそう言ってゆったりと目を細めたノボリさんにおいしく頂かれてしまうお話がどこかにあるはずなんだ……!私が見つけてないだけで!!

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ありがちだけどエメットさんとお花屋さんな夢主のお話とか可愛いと思うのです
駅を歩いてる時にふと春の匂いがするなと思って足を止めたら一心不乱にお花を生けている女の子がいて
『あぁ、そういえば最近お偉いさんの提案で花を飾ることにしたんだっけ』
なんて思いながら、いつも通りチャラい感じに声かけたら花を生けることに夢中すぎて全然声が聞こえてなくて業を煮やして「ねぇ、チョット!」って肩を掴んだら「ひぎゃっ!」と悲鳴を上げられ、女の子に黄色い悲鳴以外を浴びせられたことがちょっとショックなエメットさん。
でもそれを押し隠してどうにか自己紹介して、色々話しかけてみるけどやっぱりお花に夢中で生返事だったり流されたり最悪無反応だったり。
だけど本当に何気なく「……あ、この花は知ってる。サクラ、でショ?」って言った瞬間、エメットさんを振り向いて、キラキラした目で「そうです、私の故郷のお花なんです!とっても綺麗ですよね!」なんて言われて、その笑顔が忘れられなくて、毎週夢主が来る日に合わせて執務室を出てふらついてみたり花の話になれば食いつきが良いことに気が付き「これはなんて花?どこで咲くの?」と、あの手この手で話題を広げて、少しずつ打ち解けてきてくれたかなーなんて思っていた矢先、偶然街で夢主が働いている花屋を見つけて「やぁ!ここで働いてたんだネ!」と声をかけたら「……えっと、どなたですか?」と真顔で返され、またしてもショックを受けるエメットさん(瀕死)

「す、すみません……!あの私、人の顔と名前覚えるの苦手で……!えっと、コメットさん、でしたっけ?」
「『エメット』!!」

花の名前だとか花言葉なんかはものすごくよく覚えてるのに名前一つまともに覚えてもらえないことに愕然としつつ、それでもやっぱり花の手入れをしている幸せそうな顔を見てるともはやため息しかでなくて、帰り際「その……これ、今日のお詫びです。失礼なこと言っちゃってごめんなさい」なんて言って差し出された鮮やかなオレンジのガーベラ一輪を、花瓶なんて持ってないからグラスに生けてテーブルに飾り、頬杖付きながらじっと見つめ、胸のくすぐったさに気づいてまるでティーンエイジャーみたいな自分の青臭さに項垂れるエメットさん。
その後もちょくちょく花屋に通うものの、やはり名前は覚えて貰えずエメラルドさんやら酷い時にはナゲットさんなんてありえない間違いをされた果てにある日、珍しく声をかける前に人ごみの中から自分を見つけた夢主がパッと顔を輝かせて「『エメットさん』!!」って笑った瞬間、(ああ、もうダメだ。この子が好きだ。こんなにも)って自覚しちゃって、夢主のことで頭がいっぱいになって仕事も手につかなくなるエメットさんに本気舌打ちするインゴさん。
そしてなんやかんやで覚悟を決めたエメットさんが夢主のいる花屋に行き、何気ない顔で
「今日は紅い薔薇を包んで――3本お願い」
って言って、横目に確認した夢主の肩が小さく跳ねたのを見逃さない。
だけど夢主が何か言いたげなのも全部気が付かないフリをして、包んでる間にいつも通りの世話話をしてしれっとお会計も済ませ、そのままお店を出ようとした直前、夢主が上擦った声で呼び止めたのにも平然として振り向いて

「――なに?」
「ッ……薔薇の、花束の…意味……」
「ウン。知ってる」
「〜〜〜っ、じゃ、あ……あの……っ、がん ばって、くだ…さ……っ」

言ってる途中にボロッと涙が出てしまい止められなくてしゃがみこんで顔を隠ししゃくりあげる夢主に

「……ネ、なんで泣いてるの?」
「そん、っなの……!いえ、な、」
「どうして?ねぇ、教えてくれたら、涙が止まる魔法をかけてアゲル」

そう言って涙に濡れた頬を包んで、蕩けそうな笑顔で優しく首を傾げて、観念した夢主が絞り出す声で「エメット、さん…がっ……好き、だから……っ」って言ったところで「ボクもだヨ」って珍しく顔を赤くしながら眉尻を下げて笑って、持ってた花束を差し出すエメットさん。
夢主に引き止められなくてもどこかで時間つぶして、夢主の仕事が終わった時に渡すつもりだったんだけど、内心引き止めて貰えて心底ほっとしてた。っていう。

「ねぇ、何回会えばボクのこと覚えてくれるの?」
「すみません……顔と名前を覚えるのは苦手なんですけど、匂いは覚えられるので普段はそれで覚えてるんですけど、エメラ……エメットさんは毎回全然違うごちゃごちゃした匂いがするから……」
「(匂いって……)」

というくだりも入れたい。そして女性関係を改めるエメットさん。

@XXX そのうちサブボス用の仕事部屋にまでお花を飾りだして、立派な花瓶なんかも用意しちゃって、「あ、インゴタバコやめて!花が痛んじゃうから!!」とか言い出すものだからブチ切れたインゴさんに花瓶粉砕されるシーンもありますよ!!!
@XXX めでたく恋人になった暁には彼女にデレデレになっちゃって「インゴもそろそろ身を落ち着けなよ。良いもんだよ、世界一大好きな女の子に、毎日間違えずに名前を呼んでもらえるのって……」「………はぁ?」というやりとりをしているサブボス執務室の換気扇に私はなりたいです。

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【部下兼】今朝から『絶対に騙されないぞ!』とある種の期待を込めた視線を送ってくる部下が鬱陶しい【恋人】

1:名無しの車掌:2013/4/1(月) ID:SbbsIng0
 ほど可愛い

2:名無しの車掌:2013/4/1(月) ID:Sb6sEmmEt
 しねばいいのに

3:名無しの車掌:2013/4/1(月) ID:SbbsIng0
 >>2
 特定しました

【ブラックな双子の兄に特定されて、もうボクはダメかもしれない】

1:名無しの弟:2013/4/1(月) ID:Sb6sEmmEt
 ボスケテ

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(※トリップ主)
TVでカントー特集を見つつ

「(カントーかぁ……)…ノボリさん」
「はい?」(料理中)
「あのさ、今度カントーに行ってみようかとおm」
ズダァン!!(まな板真っ二つ)
「!!??」
「――申し訳ございません○○様、よく聞こえませんでしたのでもう一度仰っていただけますか?」
「ッな…なんでもない!なんでもないです!!」
「左様でございますか。ふふ、嫌ですね○○様。エイプリルフールは明日ですよ」
「あ、あは!ですよね〜!!!(聞こえてんじゃねぇか!!)」

この間ずっと手に持った包丁をチラつかせるノボリさん。

「最近さ……TVでポケモンの迷子防止用のマイクロチップのこと言ってて」
「うん」
「ノボリさんがすっごい真剣に見てて」
「……うん」
「……ねぇクダリさん、これって俺の考えすぎかな。ノボリさん、なんで俺に隠れて病院に電話してたのかな」
「……○○、ごめんね。僕はどうにもしてあげられない」

「……って感じに○○が怯えてたんだけど、いい加減からかうのやめたげなよ」
「おや人聞きの悪い。わたくしは○○様をからかってなどおりませんよ」
「……じゃあ本気ってこと?」
「さて、どうでしょうね」
「こわーい!○○に嫌われてもしらないよ!」
「もしそうなれば、本気で考えざるをえませんね」

『あの時のノボリの目は既に本気だった』――証言者Kさん(仮名)は震えながらそう語った。

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(※猛獣インゴ)
不意に「インゴさんの手っておっきいですよね」と言い出した夢主に掌をピタリと重ねられて大きさを比べられ「わぁ、二回りくらい違うんじゃないですか?」と、インゴさんからすると細くてすぐ折れちゃいそうな指でにぎにぎされたインゴさんが、その手をぎゅっと握り返したい衝動に駆られるけど、でもやっぱり力加減を間違えて壊しちゃうのが恐くて、しばらく無言でなされるがままになった後、耐え切れずに夢主の肩口にぽすんと頭を埋めてため息をつく。
それがくすぐったくて身をよじった夢主に仕返しのつもりで首筋を舐めてイチャイチャが始まる。そういう光景を早く書きたい。
猛獣インゴさんと夜中にこっそりサーカスを抜け出して、丘の上で星空を見上げたいな。
持ってきたブランケットに二人で一緒に包まって「こうしてると、ふたりぼっちになったみたいですね」って笑う夢主に、インゴさんは心の中で『そうなればいいのに』って呟いて、小さな体をそっと抱き寄せるのです。

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ノボリさんと偶然事務所で二人きりになって気まずい雰囲気を味わいたい。
気を使って話しかけてくれたノボリさんに上擦った声で「はっ、はい!」としか言えず話を膨らませることもかなわないで心の中で絶叫したい。

「――……そう言えば、○○様はカントーのご出身でしたか」
「!!はっ、はい!」
「……」
「……」
「………現在は、お一人暮らしを?」
「そ、なんですっ…!あの……っ、はい、ひ、一人暮らし、で……」
「……」
「……」
「……」
「……(消えたい……)」
「……一人暮らしでこの仕事は大変でしょう。食事は自分で?」
「!……と、時々は作ります……けど………その、大体、出来合いとか、で、」
「……左様ですか」
「(ああああもう無理もうヤダノボリさん絶対『だらしない奴』だって思った!!!)」
「――でしたら今度、うちにいらっしゃい」
「……へ?」
「わたくし、カントー料理は得意なのです」
「えっ、あの……っ?」
「出来合いばかりではいけませんよ。教えてさしあげますので、ご自分でもできるようになってくださいまし。それに、あなたが来てくださればクダリも喜びます」
「!!!あ、あり……っ、ありがとうございます!!(いい人だーー!!)」

「ノボリノボリ!頑張ったね!!(ひそひそ)」
「……何の話です」
「ふふっ!でもさ、○○が部屋に来て本当に嬉しいのは、僕じゃなくてノボリの方だよね?」
「……クダリ、そのこと○○様に言えばおやつ抜きですからね」
「オッケーオッケー!あ、おーい○○!!ノボリがねー!!」 #3秒でバラす



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