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Memo
政略結婚的なあれで、ノボリさんのこと好きな夢主(ギアステで一番偉い人の娘とか)がインゴさんと結婚することになって、でも一緒に暮らし始めてもインゴさん全然手を出す気配がないから『なんだそっちもその気はないんだな』とか安心しきって不意にノボリさんの話題とか出しちゃったりしてキレたインゴさんに「今夜は抱きます。生憎ですが、泣いてもやめるつもりはございませんのでそのおつもりで」って襲われる話をですね……
そんで結局本気泣きされて、宣言したにも関わらずやっぱり手を出せないインゴさんをですね……ぼくは…… #夢見てる

いや強引に食っちゃうパターンもやっぱり捨てがたい。
「お前はワタクシの妻となったのです。でしたら、こうするのは当然の権利でしょう?」的な。
そんな書類と身体だけが繋がってる状態が続いて、だけどある日ふとインゴさんが毎回避妊だけはきちんとしてることに気が付いて、「子供がほしいんじゃないんですか?」って、暗に『どうしてこんな不毛な行為を続けるのか』と問いかける夢主に、子供じゃなくてお前がほしいんだって言えないインゴさん。
自分(の心)を守るためにやっきになってインゴさんを嫌って嫌って悪者にして、だけどいつも通りインゴさんが寝室に入って来た時に咄嗟に寝たふりをした夢主に、インゴさんは気づいてたけど気づかなかったふりして、二人の関係が壊れる前みたいに優しい声で「おやすみなさい」って優しく頬を撫でてその瞬間にインゴさんの気持ちを察してしまった夢主がノボリさんへの恋心とインゴさんへの愛憎入り混じった感情の板挟みになるお話、を、書きたいのです。
あと実は政略結婚持ちかけたのはインゴさんだったりとか。ノボリさんに対して「恋してます!」って顔してる夢主見て、嫉妬で抑えが効かなくなった的な。

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一緒に寝ようって言ってベッドに連れ込んだらフンって鼻鳴らしてどっか行っちゃうくせに夜中になんか息苦しくてふと目を覚ますとおっぱいの上を我が物顔で陣取ってすやすや眠っているインゴにゃんて可愛いよね。寝ながらもみもみしてたらなお可愛いよね。怒れないね。

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※サブマス妹
「あれ、ノボリ兄さん買い物してきたの?」
「ええ、とっても可愛らしいエプロンがございましたので、あなたにと思いまして」
「えっ……い、いや、ありがたいんだけどこれは、(フリフリすぎて無理……)」
「可愛らしいでしょう?わたくしの分も買いましたので、お揃いですよ」
「!!お、お揃い…!」
「嫌ですか……?」
「!?う、ううん!着るっ!さっそく着るね!!(ノボリ兄さんとお揃い!!嬉しい!!!)」
「ああ!思った通りです。とってもよくお似合いですよ!」
「(……○○、またノボリ兄さんの策略に乗せられてる……)」

フリフリエプロン二人を遠目に眺めるアニクダさん
私の頭の中のアニノボさんは躊躇なくフリフリのエプロンを着る。目的のためなら手段を選ばないお方。

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※サブボス妹
「………ごめんな、さい」
「………」
「い、インゴ、もう許してあげて?○○謝ってるし」
「許す許さないの問題ではありません」
「っ……!」
「!!(泣いちゃう!)いやいや!だってラブレター貰ってきたのは別に○○のせいじゃないヨネ!」
「ハァ?」
インゴ の 絶対零度! 
「ゴメンナサイ」

苦労性なお兄ちゃんエメットさんに滾る

「ううう疲れたー!」
「エメット兄さん、大丈夫?」
「○○……!イイコイイコ!○○がちゅーしてくれたらすぐ元気になるヨ!」
「!だ、ダメ!」
「えっ!(思春期……!?)」
「ぃ…インゴ兄さんが、もう子供じゃないんだから、インゴ兄さん以外にはキスしちゃダメって……」
「(インゴ……)」白目

「ちょっとインゴ!!○○に変なこと吹き込むのやめなって言ってるでショ!!」
「変なことではございません。常識を教えているだけです」
「実の妹に舌入れる常識なんて聞いたことないケド!?」
「おや、それ以外もとっくに挿入れていますが?」
「!!!(ダメだコイツボクが○○を守らないと……!)」

Q:何を入れたの?
A:「○○が風邪を引いた時に体温計を――おや、何を想像されたのですか?」

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※サブマス妹
(3歳)「○○、ほら、こぼしていますよ」「むー」(5歳)「ノボリにいさんっ、てつだうー!」「ありがとうございます。危ないですから包丁に触ってはいけませんよ。火もダメです」(13歳)「○○、あなたまた部屋が散らかっていましたよ。片づけておきましたからね」「う、うん。ありがと……」
(現在)「私、ノボリ兄さんがいないと何もできないかも……」ぎゅう「おやおや」ぎゅうぎゅう

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“いい兄さん”なノボリ兄さんに続き、”悪い兄さん”なインゴさんを妄想して悶えました
こう、ベタに生き別れの兄妹とか。夢主の方は本当に、自分に兄弟がいることさえ知らなくて。インゴさんもはじめはまさか夢主が実の妹だとは気づいてなかったけど、ふとした拍子に知ってしまって。だけど今更手放せなくて、夢主には何も教えないまま一線を越えてしまった、的な。夢主が事実を知ってしまった時の話だけ書きたいですよね。

「なんっ…で……?インゴ、さん…知ってたんです、か……?」
「――……」
「ッ――!!なら、どうして!!!なんで、あんな……!!」
「その様なこと、“今更“でしょう」
「!!?」
「今更、手放せるわけなどないのです。それはお前も同じでしょう」
「わ、わたし、は……っ」
「『できる』、と?」
「な、に…言って……!」
「できるはずがないでしょう。お前は、既にワタクシのもの。ワタクシなしには生きていけない――その様に”した”のですから」
「っや!やめっ…やだぁ!!」
「何を今更。昨夜も、その前も、悦んでワタクシを受け入れて、この唇で、『もっと』と強請ったくせに」
「ひっ……ゃ、いや、ぁ……!」
「――何を、泣くことがありますか。お前は何も心配しなくていい。これまでのように、これからもずっと、息絶えるその瞬間まで、ワタクシだけを見つめていればいい。ワタクシだけに愛されていればいい。それが『シアワセ』でないなら、ワタクシ達ではない」

「“世界”が、間違っているのです」

多分言ってるインゴさんが一番泣いてる。泣いてないけど、心が泣いてる。

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ねこじたさんのツイートみて、妹を嫁に出す前のノボリ兄さんに想いを馳せた

「いいですか、つらくなったらいつでも帰って来なさい。どこへ行っても、どれだけ離れても、あなたはこれからもずっと、わたくしの妹なのですから」
「うん……っ、うん。ありがとね、ノボリ兄さん!」
「ああ……ふふ、あなたが『ノボリ兄さんと結婚するの!』と言っていたのが、昨日のことのようです」
「(『初恋だった』、なんて、言えないなぁ)」
「(『行かせたくない』と、思うのはきっと、おかしなことではない。この子は、ずっとわたくしの――わたくしだけの、宝物だったのだから)」

お互い自分に言い聞かせてる二人の後ろでクダリさんが床に転がって号泣してた「わーん行かないでー!!」

これで嫁に行く先がインゴさんのところだったら間違いなく泥沼
「女の子は父親に似た人を好きになるって言うけど、○○の場合はノボリだったんだね、ぐすっ、なんか悔しい」
「バカを言わないでくださいまし。似てなどおりませんよ」
「(言えない……ノボリ兄さんに似てたから気になったなんて言えない……)」

「――それでね、ノボリ兄さんったら結局、」
「……○○」
「はい?」
「いい加減兄離れしなさい。お前はノボリ様の妹ではなく、今日からワタクシの妻になったのです」
「っ、ぁ…ご、ごめんなさ、ぅ、きゃ!?」
「……お前に、こうして触れて許されるのは、ワタクシだけ――ワタクシだけです」

きっかけは『ノボリ兄さん』であっても、最終的には『インゴさん』を好きになった夢主なのに、インゴさんは薄々そのことに気が付いてて内心結構気にしてるしノボリさんに対抗心燃やしてるといいな

(実家にて)
「うわあああんダメダメダメぇ!!!インゴのバカっ!触んないでっ!!○○に触んないでよぉ!!!」
「く、クダリ兄さん……」
「クダリ、よしなさいみっともない」
「よろしいのですよノボリ様。普段は誰に邪魔されることもなく、夫婦としてのスキンシップを十分にとっておりますので」
「「(イラッ)」」
「インゴさん!二人の前でそういうことは……!」
「おや、照れているのですか?いつまでたっても可愛らしいことで(ちゅっ)」
「うひゃ!」
「「!!!」」
「――次にこちらを伺う際には、授かりものの報告ができるといいですね」
「……クダリ、泣くんじゃありません」
「ノボリこそ」
「さいあく、○○寝取られた」
「そういう言い方はよしなさい」
「インゴ絶許」
「……それに関しては概ね同意いたします」
「……だけど○○の子供は絶対可愛い」
「全力で同意いたします」
ジレンマ

(新婚インゴ宅にて)ピンポーン♪
「イーンゴ!!遊びにきちゃっ」
『通報しました』
「NOOOO!!!!!」

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ねちっこくてえっちな取調べをするクダリちゃんと聞いて!!!!!

「……ふぅん。身体検査は一応終わってるんだ」
「っ、だ、だから本当に、私じゃないんですっ……!私、何も、」
バンッ!!!
「ヒッ!!」
「――黙って。話していいのは僕が質問したときだけ。わかる?」
「ッ……!」
「うん、わかった。とりあえずもう一回身体検査しよっか。女の子って、すっごいところに隠したりするしね――例えば“ココ”、とか」
「!!?ぃ、や……!やだぁ!!」
「あは!ほら、早くほんとのこと言わないと、とっても恥ずかしいことになっちゃうよ?」



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