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Memo
ゲークダちゃんは気持ちいい事に対してとてもポジティブなのが好きです(貞操観念に欠けてるじゃなくて、あくまで好きな子と)本当に、恋人同士の戯れの延長でセックスするイメージ「ね、明日お休みだから、今夜はいーっぱい遊ぼうね?」みたいな
「フンフンフーン♪」
「なんや、えらいご機嫌ですなぁ白ボス」
「えへへ、わかる?明日お休みだからね、今夜は○○といーっぱい遊ぶの!ね、○○!」
「ぅ…あ……はい(ぷしゅぅぅ)」
「(ああ、そーいう……)」
「○○すっごく可愛いからね、とっても楽しみ!今日は何しようかなぁ!」


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「インゴさぁん」
「なんですか」
「……まだ寝ないんですか?」
「少々仕事が残っておりますので。先にベッドにいっていなさい」
「………」
「………」
「………」
「…………寂しいのなら寂しいと素直に言えばどうですか」
「……寂しくなんかですもん」
「はいはい」(そして結局一緒にベッドへ)
夢主を甘やかすインゴさんに見せかけて実は徹夜続きのインゴさんを寝かせようと密かに画策していた夢主の話


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(※アニノボさん)
「おはようございます○○様、朝食の用意はできておりますよ」
「……ノボリさんこれ」
「はい!今朝のメニューは魚肉ソーセージです」
「……すごく…太いです……(しかも未開封……)」
「上手に皮を剥いてからお召し上がりくださいまし(はぁと)」
「……ナイフください」
「ございません」
「……他には」
「生憎本日はそれしかご用意できませんでした」
「(絶対嘘だ……)」
「ああ!ですが飲み物はございますよ!はい、【飲むヨーグルト/ゾルタイプ】でございます!」
「なんですかそれ商品名が既にえげつないんですけど!?」
「大変むせやすい仕様となっております!」
「捨ててしまえ!」
「さぁ早く食べないとお出かけの時間になってしまいますよ!」
「ぃっ、いらない今日は朝ごはんいらないです!」
「何をおっしゃいますか!朝食は一日の始まり!しっかり食べないと力がでませんよ!!」
「ん、む…!や、ちょっ、お、押しつけないでくださいぃ!!」
「ほぉら、あーん、でございます(恍惚)」


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夢主を後ろから抱っこの体勢でコタツに入ってぬくぬくするのがお気に入りなインゴさん。名前を呼んでミカンの催促(薄皮も取らないと食わない)
「インゴさーん、自分で剥いてくださいよぉ」
「生憎と手が塞がっていまして」
「じゃあ胸揉むのやめれば良いんじゃないですかね!?」
「無理です」(むにむに)


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「なにが望みですか」
「――は?」
「お前のその耳は飾りですか。なにが望みなのかと訊いているのです」
「え、いや聞こえてはいたんですけどあまりに唐突だったので……」
「ワタクシの前でこれ見よがしに落ち込んでおいてよくもまぁその様な口が、」
「……もしかして慰めようとしてくれてます?」
「ハッ、これはまた随分とおめでたい頭をしているのですね」
「(素直じゃないなぁ)」
「――それで、どうするのですか」
「へ?」
「ですから、このワタクシが、お前の言うことをきいてやろうと言っているのです」
「………な、なんでも?」
「……別れ話以外でしたら」
「どうしようインゴさんが可愛い」
「――なるほど、この場で足腰立たなくなるほど犯されたい、と」
「うわあああちがっちがいます冗談ですよやだなぁインゴさんったら!!」
「フン……で、リクエストは?」
「あー……ぅ…んー、と…ですね……」
「Huh?」
「〜〜〜っ、わ……笑わない、ですか?」
「事と次第によっては」
「そこは頷いてくだひゃ、ひた!ひたひ!!」
「じれったいですね。さっさと言えば良いでしょうに」
「ほっへ!ひゅねられへたらひえまひぇん!!」
「おや、これは失礼(パッ)」
「〜〜〜っも、いいです!インゴさんには頼まないですもん!!エメットさんに慰めてもら―――……う、嘘デスゴメンナサイ」
「ワタクシ、笑えない冗談は嫌いなものでして」
「(死を!!覚悟しかけた!!!)」
「くれぐれもそのことをお忘れなきよう」
「は、はぁい!!(挙手)」
「いい返事です。やればできるではありませんか。……と、言うわけで、そろそろ素直になって頂けますね?」
「〜〜〜〜っじゃ、じゃあ言いますよ!」
「ええ、どうぞ?」
「っい、言いますからね!?」
「ですから『どうぞ』と」
「〜〜〜〜絶対笑っちゃダメですよ!?」
「はいはい」
「っ、み…耳、かしてください……!」
「仰せのままに」
「(その笑顔は、ずるい……!)きょっ、今日は……一緒に、寝てください」
「(――何を言い出すかと思えば……)そのようなこと、言われずとも毎晩、」

「エッチなしで」

「――What?」
「エッチなしで」
「………」
「………」
「……Pardon?」
「エッチなしで」
「お前……ッ気は確かですか!!」
「ノーセックス!!!イエスハグ!!!!」
「ハキハキ言うんじゃありませんお家芸の恥じらいはどこへやりましたか!!」
「さっきまでのやりとりでふんだんに使ったので在庫切れです!!」
「うまいこと言ったみたいな顔やめなさい腹立たしい!!」
「だってだって最近朝がものすごく寒いんですもん!明日なんて記録的な冷え込みになるって天気予報で言ってました!」
「ま……まさか、先ほどまでの落ち込みぶりは……!」
「落ち込んではないんです。ただ、寒いのやだなぁって思ってただけで」
「――Shit」
「恋人に向ける顔じゃない!!!で、でもインゴさん言いましたよね!何でも言うこときいてくれるんですもんねっ!?」
「………」
「その人を殺して来たような目やめてくれません!?」
「ッ……Well. 二言はありません、従いましょう」
「えっ!」
「――要は挿入れなければOKと」
「言ってないそんなこと言ってない!!ほっ、ほんとに辛いんですってば朝裸で布団から出るときの私の気持ちも考えてくださいよぉ!!」
「なるほど、着衣で、がお望みと」
「違います当初のリクエストを思い出してください!」
「そろそろエアコンのタイマー機能を使いましょうか」
「インゴさん言うこときいてくれるつもりないでしょ!」

その後言うこときいて貰えなかった代わりに最新のエアコンとホットカーペットとコタツともこもこあったかい部屋着を買ってもらいました、というお話。
「ふむ……『コタツガカリ』(ボソッ)」
「!!?」 
インゴは 新たな知識を 覚えた !

(しかし取り寄せた炬燵でぬくぬくおやすやぁしてたところを『うっかり』(本人曰く)ムラムラしてしまったインゴさんに襲われて夢主だけ風邪をひくという最悪の結末が目に浮かぶ)


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