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Memo
【※サブウェイダンサー】
「――ストップ!クダリさん、ノボリさんのマネしてごまかさないでくださいそこは二人の振付違うところだって言ってるじゃないですか!」
「うわああんごめんなさぁい!」
「で、ノボリさん!!」
「はっ、はい!」
「そこはもっとしなやかに!ねだる感じの腰使い意識して!」
「ね…ねだる感じ……」
「でもさ、そこってカメラに後ろ向いてるんだから腰なんか見えないよ!」
「何言ってるんですかコートの揺れ具合とチラリとのぞく脚の僅かな動きで見てる人に腰の動きを想像させるんですよ!!コートのなびき方まで意識して!はい、最初からやり直し!!」
「「えええ!!!」」
(間)
「クダリさん!そこで目を細めて、挑発的な視線お願いします!ノボリさんはさっきの腰使い、もっと大胆でも良いくらいです!!床に膝つくとこは雌豹のイメージで!!」
「……クダリ」
「……うん、ノボリ。ぼくも同じ。もう限界」
「……へ?」
「○○様」
「そこまで言うならさ、キミがお手本みせてよ」
「ふ、二人とも急にどうしたんですか顔が恐いです、よ!」
「――さて、『ねだるような腰使い』でしたか?」
「それに『挑発的な視線』!」
「わたくしどもはこちらでじっくりと見学させて頂きますので、ぜひともご教授お願いいたします」
「スカートはいてちゃ動きよくわかんないよね!ほら脱いじゃお!」
「ひ、きゃ…っわぁあ!!!何するんですかこれはセクハラです紛うことなきセクハ、もがっ!!」
「お静かに、○○様」
「あはっ!黒のスパッツ、すっごくやらしいね」
「えぇ全く。見学にも熱が入りますね」
「ね、うっかり手が出ちゃいそう!」
「!!!」
「「――さぁ、レッスン再開!出発進行!!」」

(※ほのかにえろ/尻切れ)

「い、た…!はなっ、離してくだ、ぅひゃあ!!」
「ふふっ、このスパッツ、手触り抜群!(ナデナデ)」
「なるほど、この薄い生地の向こう側の想像を掻き立てられます(下着のラインを撫でつつ)」
「ぃ…いい加減、に……!」
「その挑発的な視線!ゾクゾクしちゃうね!」

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「I see……つまり、ポッキーを折ることなく、チョコレート部分のみを舐めとるのが『ポッキーゲーム』というワケですね」
「ソースの開示を要求します」
「――と、言うわけで。偶然にもここに件のポッキーがあるわけですが、」
「やりません」
「そう言わずに」
「やりません」
「子供ではないのですから駄々をこねるのはよしなさい、大人げない」
「私が悪いみたいに言うのやめてくだッんむ゛!!ひょっ、あにす……!!」
「おっと、折ったら『罰ゲーム』を用意しているのですが、どういたしますか?」
「!!!」
「――そう、『いつものように』上手にしゃぶってみせなさい」

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クダリちゃんに冷え切った目で「ノボリに近づかないで」って言われたい。
「わかるよね?酷いことされたくなかったら、もうノボリに近づかないで(なんでなんでなんで僕の方が絶対○○のこと好きなのにこんなに大好きなのにどうしてノボリなの!!!)」そして夢主に余計な勘違いをされちゃって文字数
どうにか夢主の視界に入りたくてわざとノボリさんにベタベタくっついて夢主と目が合ったら「ふふん!」って得意げに(意地悪に)笑っちゃうクダリちゃんマジ可愛いと思うのです。そしてノボリさんの耳元で「……絶対あげないからね」「はいはい」っていうこじれ系をですね
@XXX 好きな子にひどく当たっちゃうクダリちゃんって可愛いですよね!!本人は必死なのに全然正しく伝わらなくって「もぅもぅもぅ!!!!なんでいつも上手くいかないのなんでわかってくれないの○○のバカバカバカぁ!!!」「クダリ、近所迷惑ですやめなさい」「うるさーい!!」
@XXX 上手くいかなくてやきもきしてイライラしてある日プッツンしちゃったクダリちゃんが夢主壁ドンして「〜〜〜〜っ君が!!!好きなの!!!!」って真っ赤になって告白するところまで想像して昇天しました

「クダリさんってわからない……」
「……わたくしはあれほどわかりやすいのも珍しいと思いますが」
「……あぁ、確かにまぁあからさまではありますけど(遠い目)」
「(こじらせてますねぇ)」
「あー!!ちょっと!!二人で何話してるの!?離れてっ!!!今すぐ離れてよぉ!!!」
「「(面倒臭い)」」

そんで気を引こうと思ってわざと夢主の前で適当な女の子とイチャついてみたら「え、クダリさん両刀なんですか」「はぁ!!?」ってなる
@XXX 確実にその流れww「ちがう!!ちがうちがうちがあああう!!!なんでわかんないのなんでそんな鈍いのなんでそんなに可愛いのもうやだもうやだわけわかんないっ!!」ぎゅぅぅ「!!!(わけわかんないのはこっちですっていうか今なんかとんでもないこと言われたような!)」
「ごめんなさいごめんなさいひどいことしてひどいこと言ってごめんなさい君が好きなの大好きなのだからお願いぼくのこと見てぼくのこと好きになってぼくのこと愛してるって言って」母親に許しを求める小さな子供のようなクダリさんにまんまとほだされる夢主

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「――そう言えばインゴさんのオノノクスって、」
「仕事中に下ネタはよしなさい」
「3徹目だからって許しませんよ今すぐオノノクスに謝ってください」

徹夜が続くと人を殺して来たかのような顔つきになって会話もしばしば破綻してしまう壊れかけのインゴさんが愛しいのです

「疲れてるならちゃんと仮眠とってください」
「中途半端に一時間寝るくらいでしたら一時間早く帰宅します」
「頑固ですね、労基法守ってくださいよ」
「ワタクシが傍にいないとまともな睡眠も取れない、手のかかる愛猫がおりますので」
「ッな、!?」
「おや、気づいていないとでも?そんなクマまで作って、四六時中ねだるような目で見られれば、応えないわけにはいかないでしょう」
「べ、つに…っ、そんなつもりじゃ!」
「ハイハイ。今日中にはケリを付けて帰りますから、もう少しだけ大人しく待っていなさい」
「〜〜〜!!」
「返事は?」
「ッ……了解、デス」
「よろしい」
「(どうしようどうしようまさかインゴさんのシャツ着てベッドで寝てたことまではバレてないよね!!?)」
「……おや、まだ何か隠しているようですね」
「!!!」 #インゴのみやぶる
「なっ、なにも!なにも隠してなんかないですやだなインゴさん人聞きが悪いですよ!」
「……なるほど。では、その辺りを今夜は詳しく、じっくりと訊かせて頂きましょうか(ニコリ)」
「(笑顔!!こわい!!!)」
そして帰宅後には【かぎわける】が発動するわけです

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可愛いものが大好きで夢主に肉球つきのもこもこ靴下とかはかせてきゃーきゃー喜ぶアニノボさんって可愛いと思う。可愛いと思う。
そのうち肉球つき手袋まで揃えだして後ろからだっこの体勢でうっとりしながらもにゅもにゅして大層ご満悦。

「……ノボリさんそんなに肉球が好きならチョロネコとか、」
「あなた様でないと意味がないのです!!!(迫真)」
「、そ……ソウデスカ」
「コホン、失礼いたしました――ところで先日、ネットでこのようなものを見つけたのですが(スッ)」
「!!!そっ、(アダルトグッズぅぅぅ!!!)」
「こちらの愛らしい尻尾、あなた様にさぞかしお似合いになることでしょう(恍惚)」
「!!!!」
 夢主は 逃げられない !


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テーマ「人外ファンタジー」
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