《会話だけ。丸井ブン太とひたすらくだらない口論》
「なーんでひじきが甘くないんだよぃ!!!」
「は?ひじきが甘いわけないじゃないか」
「いやいやいや、ひじきは甘いもんだろぃ!俺ンちではひじきは甘いモンだった昔から!大体なんで赤唐辛子なんて入ってんだよぃ!まじ有り得ねぇって!」
「むっ…別にしょっぱくて辛いひじきだって美味しいんだからいいだろ!?」
「だーかーらー!俺にとってはしょっぱくて辛いひじきは美味いモンのうちに入んねぇんだって!」
「じゃあ食べなきゃいいじゃん!」
「食わなきゃ腹減るだろぃ!」
「そんなこと言ってるからデブになるんだよ!ぶたとか言われるんだ!」
「…ッ!それはオトナの事情だろーが!誰しも間違いくらいあるってもんだよぃ!」
「…でも実際体重増えてきてるじゃん。最近。」
「…うっ…」
「甘いってことは砂糖入ってるんだよ?」
「………おぅ」
「少し控えるべきだと僕は思うけどね。」
「………おぅ」
「いいよね。甘くなくても。」
「いや、でもそれだけは譲れな、」
「丸井デブン、」
「いぎゃあああああああ!参りました!わかった、わかったから取り敢えず唐辛子はやめねぇか?」
「え、なんで?」
「いや、常識的に。」
「意味がわからないよ。」
「五分五分ってことで。」
「えー。」
「えー。じゃねぇよぃ!不公平だろぃ!!!」
Q.しょっぱい?それとも甘い? A.甘いに決まってんだろぃ!ひじきは甘い。甘くないひじきなんてひじきじゃねぇ!!!結局アイツも妥協してくれてただのしょっぱいひじきになったけどどうも納得いかねぇんだよなー。なにか妙案があれば良いんだけどよ。…そうだ!弟に作ってやるつもりで、って言えば甘くなるんじゃねぇか?!確かアイツの弟甘党だったろぃ?…と思ったけどやめた。弟とはいえやっぱなんか妬けるわ。くそー!!!なんか良い方法ねぇのかよぃ!甘いひじき食いてぇ!
ひじきひじきうるさい 一緒に食卓を囲む甘いブン不二の図っていう。蛇足ですが、管理人家のひじきは甘いです。 |
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