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跡部+仁王×不二あとがきと解説A


トライアングラーな恋愛って実際的に可能なのでしょうか?まぁ時と場合、相性によるとは思いますが…。

さて、そんなわけであとがきと解説第2回目です。前回はぐだぐだと長ったらしく書いたわりに結局跡部の扱いが不憫というおはなしにしかならなかったわけですが。

本作は跡部+仁王×不二と表記してはいますが、うちは不二くん総受けサイトなので実質ほとんど跡部→不二←仁王の方が正しいです。もちろん跡部←不二→仁王で相思相愛。でも本当にこの矢印だけだったら跡部と仁王はお互いを疎ましく思ってしまうものなのでは…?それを解消させるための不二くん視点第3話でした。

不二くんだけを甘やかしているとみせかけている仁王。仁王に対抗心を燃やしているようにみせかけている跡部。そしてその裏にちゃんと気付いて微笑んでいる不二くん。ごった返しているようでスマートな関係。貧乏風生活の中でも3人それぞれ幸せを噛み締めているようです。

え?でもこれって別に貧乏風生活する必要なくない?別に本来通り豊かな暮らしをしながらでもこの3人なら十分上手くやれそうな気がします。

不二くんは考えます。「どうすれば僕らは不幸になれるんだろう。」

食事が大して美味しくなくても3人で食卓を囲いながら腹が膨れればそれだけで満足(跡部は満足してないけど)できてしまう。隙間風や雨漏りのダブルパンチにも負けない(跡部は負けてるけど)不屈のハッピーライフが恐くなった。

そこで思い当たったのが、「僕が居なくなれば不幸になれるんじゃないか?」

すべては不幸になってみたくなった不二くんの暴挙でした。とはいえ、本人たちは幸せのつもりでもこんな行動を起こせてしまうくらいに精神が不安定なので、客観的に見ても本当に幸せかどうかはわかりません。

それでも結局死にきれなかったところに人間味が、そして幸福への執着が見られればいいなぁ。そんなおはなしでした。

え?解説も意味がわからなかった?それは…、そもそも意味のわからないおはなしだから仕方がないんじゃないかな!(こら)管理人の頭の中では実はもっといろいろと渦巻いているのですが、うまく文章にしきれなかったのでこんなもんになってしまいました。これなら何も語らない方がよかったんじゃ…とも思いつつあとがきと解説を終わりたいと思います。

長々とお付き合いありがとうございました!

2013/05/07 13:13

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