いち





んぅ………まぶしっ!

今何時だ?


持っていたままだった携帯の画面を、まだ眠たい目を片目だけひらき見る。


7:47か…

って、ん?…………7:47んんんっ!!?

遅刻遅刻!あかんってっ!!
なんで母さん起こしてくれなかったのさ!!!
いつもは煩いくらい叫んで起こしに来るのに、こういうときに限って!!





「母さーん!?なんで、起こしてくれなかったのー!!」


「何よ、まだ時間あるじゃない。」





二階にある私の部屋からパジャマのまま、階段を駆け降りると平然とテレビを見ている母さんがいた。


何がまだ時間あるじゃない、よ!?
いつもなら、この時間に起きたら遅刻確定なのにっ!!

あーもう!!!!


焦りながら、身支度を済ませようと家の中を駆け回ると、母さんは怪訝な顔をしていた。





「…あんた、何急いでんの?今日は転校初日だから少しゆっくりしていっても間に合うわよ?」


「……………は?」


「あんなに喜んでいたから、早く行きたいのは分かるけど…理事長さんには9時に来てくださいって言われたし……」





いや、え?





「…えと、転校?……どこに?」


「どこって…近くの星月学園に決まってるじゃない。あんたが、今行ってる学校より近いから編入したいって嫌いな勉強も頑張ったとこよ?何、受かったのが夢だとでも思ってたの?」





はぁ、と溜め息を吐きながら、ハンガーに綺麗に掛けられている制服を母さんは私に手渡す。


ナニソレ…知らないよっっ!!
まさかの、トリップですか!?

……しかも、家ごとって

うわーうわーマジかよ…
あ、制服可愛い。

…じゃなくて



いろんな意味でヤバい。。。
(生きていられるかな...私)





―*―*―*―


母さんが、出ばりすぎな件について←

ちゃんと次はキャラ出しますよ!!だぶn((ry

そして変換がないという...



[ 3/58 ]

*Back Next#







「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -