ごじゅういち



今日は生憎の雨模様。
体育祭がもう目前に迫っているから心配だ。

…というか。
私の気分も沈み気味である。


なんかね!
颯斗くんにね!
昨日ね!
無視されたぁああああ!!!orz

って感じで。


昨日はあの後何事もなかったかのように帰ろうとしたのだけれど。
颯斗くんはもう帰る?と聞いても難しい顔をしてるだけで、今日は色々とありがとうね。と言っても無言だった。


なぜ無視されたのだろうか。
ガチめにわからない。

何かしちゃった!?私!!
しでかしちゃった!?

若干涙目だよ。

うだうだしていてもしょうがないので、学校にはいくけども。←



「星河…?」


「ぅあ、錫也。おはよー…今日は一人なんだね。」


「おはよう。……なんだか、元気ないな。いつもの星河らしくない…」


「俺の質問は無視かな!?」



ため息をこぼしこぼし、お気に入りの傘をくるくると回しながら俯いて歩いていれば、珍しきかな錫也くんに声をかけられた。

なんだろうか。
嫌な予感がした。
今日は厄日な気がする。



「昨日の号外のことか?」


「無視のスペシャリストか!、って号外は気にしてないし。別に落ち込んでないよ?」


「へぇ、落ち込んでいるんだな。何かあったのか?」



……(´・ω・`)


ワタシノカンッテアタルノヨネ
(そうだった。)
(錫也って目敏いんだった。)


─*─*─*─


久しぶりすぎて何が何やらwww






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