にじゅうさん
深い眠りについて、次の日。
起きて、つっこちゃんに今日なにがあるのか聞いた後、私は――ガタガタと震えていた。
別に、颯斗くんのジャージが楽しみで歓喜にうち震えていたわけではなく、今日の夜が単に恐ろしくて恐ろしくて。
余りにもガタガタと震え、冷や汗をかいていたので集合場所で二人と合流したとき颯斗くんが心配そうにこちらをみてきた。
「星河さん大丈夫…ですか?」
「平気も平気!!だ、大丈夫だよー…?」
「そんな青い顔しながら言われても説得力ないですよ?」
「いや、ほんとへーき!!夜になったらなんとかラナルータを使って朝にしようとか考えてないよっ!!」
「ははーん…お前、夜の肝試しがダメなんだな!!」
「い、まどき"ははーん"とか…ないよ、芝犬飼…」
図星過ぎて笑えなくて彼らから目を反らし、慌ててこの日の山登りの準備をする。
「はあ……図星か。お前もっとましな誤魔化し方ねぇのかよ。」
「怖いんですか……?星河さん?」
「うぅ…颯斗くんは優しいね……でも、たぶん大丈夫、大丈夫。」
――――…
そうは言ったものの…
「ひぃいいっ………なんで、森なのぉおおおっ!?!?」
「う、腕!!おまっ、腕放せよ!!」
「だ…だだだだだってスタート地点に行くまでに森の中っ…!」
「なにが言いたいんだお前は!!いでっ、力強ぇって!!」
半べそをかき、芝犬飼の腕を拝借しながら森を歩く。
今にも何か出そうな雰囲気が私の恐怖感を煽って、足がすくみそうになった。
すると、頭が温かい大きな手で撫でられた。
「無理はしないでください。」
「っ!!…颯斗くん……」
優しい笑顔に癒されて、いつの間にか恐怖心が吹き飛び、颯斗くんにしがみつくという欲望が生まれていた。←
いい匂いやぁ^P^hshs
スタート地点にとーちゃく!!
(パートナーはくじ引きだそうですね。)
(田中…お前、意外と胸あったんだな……)
(犬飼殺す。(颯斗くんとペアになれますように!!つっこちゃんでも可!!))
―*―*―*―
今、手元に原作がないので、オリエンテーションキャンプは捏造しています!
度忘れしてもうた…orz
そこら辺は御了承ください;ω;
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