じゅうろく




羊くんとも少し仲良くなれたし、今日のお昼は良かったなあー

と、思いながら放課後の廊下を歩いていると、目の前から前髪に特徴のある方が歩いてきているのに気づき私はフリーズした。


会長じゃないですか…!!

うわ、まじか。
どど、どうしよう。


わたわたとしているとこちらに気づいたのか会長が嬉々とした顔で近づいてくる。


う、れしいけど…
なんで、会長がそんな嬉しそうなのかな!?





「お前だな?この間転入してきた田中星河ってのは。」


「そ、そうですけど…な、何か………?」


「ちょっと来い。話がある。そうだな…屋上に行こう。」


「え、えっ?ちょ…」





流石会長というべきなのか、私の腕をぐいぐい引っ張っていく。


話って何なんだろう…?
私なんかしたかな…((((;゜Д゜)))


屋上には直ぐに着いた。

会長は周りを見渡しながら誰もいないことを確認すると、私の腕を離して向き直り口を開いた。





「単刀直入に言う。」


「……はい。」


「お前はこの世界の人間じゃないだろう?」





私は、はっと息を飲んだ。
(気づかれると思っていたけど……ちょいと、早くないかい?!)
(いや、遅いのか……?)


―*―*―*―


ちょっと、話を動かしたかったんだけどなぁ

驚きの短さだよ…orz





[ 18/58 ]

*Back Next#







「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -