ろく
眩しいね!太陽!!
バルス!!まじ、バルス!!
結局あの後自分の寮に着いたはいいけど、颯斗君に会えた興奮が冷めず、全然寝れなかった私は太陽を本気で訴えようかと思うくらいに眠かった。
「ふわぁあっ…あーもう、私は乙女かなんかッスか…」
いや、生物学的には乙女ですがね。
欠伸をしながら大股で校舎に向かう。
なんだか一人突っ込みとか虚しくなるくらい、周りのみんなは友達と登校していた。
早く私にもふれんどがほしいわ!!
――――
――…
ガラッと教室のドアを開けると、クラスメイトは私を見て固まった。
ん?なんでやろ??
「田中……だよな?」
「ん?ああ、うん。おはよう。」
「………なんで、」
『なんで、男子制服なんか着てるんだよぉおおおっっ!!!?』
「女子なのにスカートじゃないだと…!!」
「俺達のロマンを返せっ!」
…どゆこと。
……いや!わかる!!分かるけれども…!
残念ながら、私はつっこちゃんのような美脚を持っていない!!
故に、ズボンであるべきなのだ!!!!←誰
「ちゃんと、理事長から許可頂いたし。それに、」
それに、それに…
んーと…
やっべ、出てこねぇ\(^P^)/
みんなは私の言葉の続きが気になるようで、息を飲んで私が話し出すのを待っている。
………あ!いいこと思いついた!!
「…それに、私のことあまり女扱いしないで欲しいと言いますか、平等に扱ってほしいと言いますか…この、西洋占星術科以外には女子であることを広めたくないんです。だから、これからは平等に男子扱いしてください。」
どうだっ!
渾身のいいわけだぞっ!!
なんか、敬語になっちゃったけど。
うーん…と考えている人もいれば、それなら…という人もおり、様々だったが、みんな受け入れてくれたようだった。
「あの、女子が転校してきたとか、私が女子であることも内緒にしてくれると嬉しいです。」
「ああ、わかったよ。なるべく平等に接するよ。」
万事休す
(苦しい言い訳)
―*―*―*―
名前しかキャラがでないという((((;゜Д゜)))
しかも、男装とか俺特だよねw←
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