わたしの大好きな表情
「ウルキオラさん好きです!」
あ…。ウルキオラさんの瞳が、驚いた瞳に変わった♪
わたしが、ウルキオラさんに好きと伝えると、いつも表情をあまり変えないウルキオラさんが、瞳をまん丸にして驚いた瞳で私を見つめてくれる。
わたしは、ウルキオラさんの驚いたこの瞳が大好き。
もちろん、普段の真っ直ぐにわたしを見つめてくれる瞳も大好きだけど、驚いた瞳は普段見ることがなかなかできないの。
驚いたウルキオラさんの瞳はね
キョトンとしててね
すごく可愛いの!!
言葉にして『好き』と言うのはすごく恥ずかしくて、照れちゃうけど、ウルキオラさんの驚いた瞳が見たくて、つい言ってしまうの。
わたしの顔は、自分でも赤くなっているのがわかるほど熱を持ってしまった。
そんなわたしの火照った頬を、驚いた顔から普段の顔に戻ったウルキオラさんの冷たい…でも優しい手で包み込むように触れてくれた。
わたしの火照った頬には、ウルキオラさんの手はすごく気持ちよくて…
「そんなことはしている」
ゆっくりと近づいてくるウルキオラさんの顔。
わたしは、瞳をゆっくり閉じて、唇を重ねた。