例え動物でも嫉妬する
※ウルキオラのキャラが崩壊してます。
ウルキオラが織姫の部屋を開けようと扉に手を伸ばすと…
(…だ…ダメだよ!そこは!!え? あ!? きゃっ!!!)
部屋中から微かに聴こえてくる織姫の声にウルキオラは部屋の扉を破壊する勢いで開け放った。
バンッ!!!!!!
「女!!」
「え?ウルキオラさん!!?」
扉を開け中でウルキオラが見たものは…
絨毯に仰向けに倒れている織姫と…
織姫の上に乗り、織姫の顔をひたすら舐めている犬だった…。
「…。(あの犬は)」
目の前の光景に扉の前で立ち尽くすウルキオラ。
「ウルキオラさん。珍しく大きな声を…くすぐったいよ//」
織姫に声を掛けられ、開けっぱなしであった扉を閉じ、ゆっくりとウルキオラは織姫の元に歩き出した。
「何故ヤミーのクソ犬がお前の部屋にいる」
「ヤミーさんからちょっと預かって欲しいって頼まれ…きゃっ///「キャンキャン」
ウルキオラにヤミーから預かった事を話ながらも犬はひたすら尻尾を振りながら嬉しそうに織姫を舐めている。
「……。」
「キャン?」
その姿をしばらく見つめていたウルキオラだったが
やがて、ウルキオラは犬をつまみ上げた。
織姫は犬が離れたことで、ゆっくりと上半身を起こした。
「あ…ありがとうございます。預かってからずっと舐めてきてて…嬉しそうにしてるから、離すことができなくて
あわわ 顔がベタベタに;」
織姫の口元は犬に舐められ続けベタベタだった。
犬はウルキオラによって織姫から離され大人しくなている。
「ウルキオラさん何か拭くものなんてありま「取ってやる」
「あ。ありがとうございます!」
ドサッ…
「へ?」
たった今、上半身を起き上がらせた織姫は、再び仰向けに倒れて上には今度は犬では無くウルキオラが…。
「あ…あの…。拭いて…くれるですよね?」
「誰か拭くと言った。俺は取ってやると言った。」
「え?」
「俺が、お前が犬に舐められたところを舐め取ってやる」
「え?!ちょ…ウルキオラさん!!」
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