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「き、きみは、何もしなくていいから……させてほしい」

いやだから何を?って言おうとしたらスウェットを脱がされた。
ボクサーパンツに包まれた俺のチンコはすでに盛り上がっている。んんー、この愚息め!

「いいから、そんなんしなくて」
「僕がしたいんだ。駄目か?」
「ダメじゃないけどさ……」

眠気で霞みがかる頭でぼんやりと考えてると、紘人の手がまた俺のチンコをさすった。今度は形を確かめるように握りこみながら。

「うっ……」

はっきりとした性感を持った刺激に思わず声が出る。
紘人の手はそのまま撫でたり摩ったり、時には指で撫で上げたり。
もう俺のチンコは先がはみ出しそうになってる。ローライズのパンツだから余計に。

「紘人……触って」

もっと直接的な刺激が欲しくなって紘人にお願いすると、紘人は丁寧な手つきで俺のパンツを下ろした。チンコが外気に触れてちょっと寒気がする。
直にきゅっと握られ、俺はまた呻いた。
すげー眠いのにソッチはガチガチとか、どんだけだよ俺。

先っぽを指先でつまむように撫でたり竿を緩く擦られたりされるがまま。紘人の手は滑らかで綺麗で、でも骨ばってて、そうされるとすごく気持ちがいい。
だけど強い刺激がないから生殺し状態。マッサージされてるだけって感じ。
どうしようか、もうちょっとイクまでやってもらおうか、それとも終わりにして寝るか……って目を瞑りながら考えてたら、いきなり生暖かいものに包まれた。

驚いて下半身を見ると、紘人が俺のチンコを咥えていた。

「ひ、紘人……さん?」
「んっ……」

白い頬を赤く染めながら先端に舌を這わせたり咥えたりする紘人は、視覚的にやばくてチンコが質量を増した。

「んん……っ」

口内で膨らんだそれに、紘人がくぐもった声を上げる。
ちょっ……やばいやばい!紘人のフェラとかやばい!
歯を当てないように気をつけながらゆっくりと慎重に舐める紘人。そのぎこちなさがまた可愛いというか健気というか。
いや、その……正直上手くはないんだけど、胸がいっぱいになる。

「紘人……あ……」

浅く息を吐きながら紘人の髪を梳き頭を撫でる。
耳をくすぐると、紘人がぴくりと体を震わせた。でもフェラはやめない。
だんだん絡む唾液の量が増えてじゅぽじゅぽとエロい音が聞こえてきた。
あー……うん、気持ちいいです。でもなにか足りないんです……。


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