おお振り ストロベリーヒーロー | ナノ



合宿3日目皆最初のころより大分打ち解けてきている。
キツイ練習にも耐え同じメシを食ったり一緒に寝たり。
でもオレは気が抜けない…女だってバレるから。

今日も午前中山菜採りだ。
最初見た時はこんなの食えるのかと疑ってけど今じゃ最高の食糧である。

「なんか見ただけで山菜区別できるよーになっちゃった…。」
「わかる!オレもだよー。」
沖が言った。

「さー皆!!そろそろ戻るよ!」
「まだ早くなっスか!?」
「もう時期雨が降ってくるからね!今日は早く帰るわよ!」
「「「はい!」」」

いつものごとく行きも帰りもランニングだ。
これが結構足に来る。
今日は一番後ろで走るか。

「皆ついてきてる!?」
「「「はい!」」」
皆が走ろうとした瞬間オレの足場が崩れた。


あー人ってホントにビックリしたら声も出ないんだ…。
意外と冷静な自分に一番ビックリだ…。


「はぁ落ちゃったしこれからどうしようか。」
予想以上に崖が高い…んー登れそうだな…イヤどっか上がれそうかも…木登る?
オレの体重じゃ折れるかな…。
よし崖登ってみようか。

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