おお振り ストロベリーヒーロー | ナノ


05合宿ご飯も練習の内です

「三橋大丈夫か?」
「う、うん!」
「あとでちゃんと柔軟すっぞ」
「う、うん!」
「今戻りました」
「じゃあ三橋君と惟世君はサラダ作ってねー」
「はい」
俺と三橋はサラダ作りに取り掛かる。

「ん〜っ何サラダにする?」
「ポ、ポテトサラダ!!」
「おいッ!苺1!」
「なんだよ!んなデケェ声で言わなくったって聞こえるわ…」
「コイツ投手なんだから気をつけろよ!!!」
「オレも一応投手なんですけどねー」
「あ?なんか言ったか!?」
「ナンデモゴザイマセーン」
俺は適当に阿部にあしらった。
阿部がぶつぶつ言ってたのは聞いてないふり。

俺は包丁を手に取りジャガ芋の皮を剥いた。
「す、すごいっ!!」
「そうか?普通だろ…」
「す、すごいっよ!!」
「なんかそう言われると照れる…」
「う、うひっ!」
「あ、鍋に水入れて」
皮を剥いたジャガ芋を水を入れた鍋に放り込んだ。

「俺のフキ…。ちゅっ」
「やめろー誰が食うかわかんねんだぞー」
「自分で採ると妙にかわいさ出るよな〜ちっちゃい花が……」
「うん、ゼンマイの毛が……」
「いっこ食っちゃお!ひっ」
シガポが、田島の指を箸で摘んだ。
「つまみ食い禁止で!」
「ハシ上手ー!」
「お行儀の話じゃないんだ皆も聞いて!スポーツするのに重要な脳内ホルモンは3つあるとオレは思ってんだよね!どんなホルモンなのか!?1年につ目は自分の将来に集中するためのホルモン!きっと勝てる!きっとオレはやれ!っつう自分への期待!チャレンジな気持ちの時ね!脳内ではチロトロピンというホルモンが活躍している!」

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