「村の所有林があってね森林ボランティアするかわりにグラウンド借りたのよ!明日から午前中は山へ入るからね!あっ惟世君まだ投げたことないよね?」
「いや、俺は三橋ほどいい球球投げられないッス…。」
「お前変化球は?」
「ストレートとチェンジアップ俺は相手のペースを崩す為に控えの投手してたからチェンジアップしか極めてないわ…。バルカンチェンジとサークルチェンジとパラシュートチェンジ…あとは高速チェンジアップを今取得しょうと思ってる…」
阿「投げてくれるか?」
「おう…」
三橋自信なくさないかな…。
「じゃあ、お前の好きな順で投げろ。」
「…おう…。」
まずは…肩慣らしからだな…!
緩くストレートを投げた。
次は緩めるのチェンジアップ…!
「(…フォームからはストレートにしか見えない!)」
次はサークルチェンジ…!
「(曲がった!これは…サークルチェンジ!)」
次はパラシュートチェンジ…!
「(今度は普通…!急激に落ちた!)」
「今のがパラシュートチェンジ次はバルカンチェンジ投げるよ!」
「ふーっ」
これ結構肘負担かかるんだよな…うしっ!!
阿「(…速い球が縦に落ちた…これがバルカンチェンジ…。)」
まだ完成してないけど…試してみるか…!
「(速い!ストレート…落ちた…。)おい!」
「なんだよ!?てかちけーよ…キモいぞ…。」
かなり阿部にドン引き
「今の球は?」
「高速チェンジアップ…まだ未完成だから全然だけど…バルカンチェンジと高速チェンジアップは肩に負担がかなりかかるから球数制限するつもりだけど…うわっ!!」
阿部を見たら目がギラッギラしてた。
「(確かにあの子…ボーイズ入ってた時…チェンジアップの奇術師ってあだ名つけられてた…気がする…。)」
「お前!噂通りだ!!」
「はぁ!?」
「"チェンジアップの奇術師"!!」
「あ?何そのセンスないあだ名…υ」
「(田島といい惟世といい入ってきてくれてありがとう!!)」
「いっとっけど俺は投手しないぞ」
「なんでだよ!!」
「投手には三橋が居る。俺は打者専門だ!」
「……。」
「三橋が投げれなくなったらその時に投げるよ…。」
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