そんなやり取りを見届け合宿所に到着。
「雰囲気あるなあ」
「おお」
「さあ着替えてそうじそうじ!」
「「「「「えー〜…」」」」」
「そうじ済んだら山菜摘んできてね!夕飯も自分らでつくるんだよ!」
皆着替えて掃除に取りかかった。
何故かシガポの目が光ってたがあえて見ないふり…。
栄口はトイレ掃除で西広と巣山は食器を洗ってる花井は布団を干してるのか…。
あ…三橋が動けてないぞ…。うしっ!
「三橋〜。廊下雑巾掛けしょう。」
「う、うん!!」
「ただ雑巾掛けするだけじゃ面白くないだろ?」
「えッ!?」
「競争しょうよ。」
「…?」
三橋はキョトンとした顔をしている。
「チューチューグレープ賭けて勝負しょうぜ!」
「えっ!?う、うん…!」
「あぁ!!オレもオレも!!」
田島が割って入ってきた。
「こんな狭いとこ3人も通れないから却下」
「ちぇ…!」
「田島はスターターしてくれよ。」
「いいよ!!」
「よしッ…三橋準備出来たか?」
「う、うん…!」
「いちについて!よーいっ…ドンッッッ!!」
田島の合図と同時に俺達はスタートした。
あっ三橋転けた…。
俺勝っちゃったチューチューグレープ!!
って三橋涙目…!!??
「…3回勝負だ…」
「!!(惟世…君…や、優…しい…!)う、うん!!」
俺は三橋にわざと負けた…。
「(惟世が三橋の面倒を見てる…。)そうじはこんくらいで!山菜採りに行こうか!」
シガポは手を叩いて合図した。
「阿部君、三橋君、惟世君3人は別メニュー!」
「花井コイツ等よろしく…。」
花「あぁ…。」
まめ太とくろ太を渡したがくろ太が離れなかったから仕方なく連れていった。
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