Love song of stars | ナノ


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美風君と出会って数日毎日が楽しくなってきてる気がするのは気のせいかな?
学校は相変わらず言ってないけど怪しまれない用に制服を着て出かけるのが日課。
あっ良い歌詞浮かんだかも!柄にもなく鼻歌交じりでスキップをしながら歩いているといつの間にか知らない森に迷い込んでいた。
「あれ?ここどこだろう…でもここ癒されるな」
都会とは思えない自然溢れる森緑が清々しく生い茂り桜の木が咲き誇っている。
ってそんな呑気なこと言ってる場合じゃない!迷った迷子だ!誰もいない!

周りを見渡しても人の気配すらしない同時に恐怖が現れる。
「どっどうしよう…」
とりあえずひたすら歩く…ここ広すぎ…あー疲れた調子に乗ったからか。
途方に暮れながら歩いてるとこの森には合わない豪華で綺麗な洋館に辿り着く。
凄い豪邸ここって誰かの所有地だったんだ…ちょっと気になり洋館へと入って行く。
「おっおじゃましまーす」
誰かいないか確認して小さな声で挨拶をして中に入る。
外見も凄いけど中も凄いな…でもなんか生活感がある誰か住んでるのかな?

「フッハハハー!!」
「この声って」
「もしかして…」
変な喋り方な声が聞こえたから興味本位で声がする方を隠れながら覗く

「諸君らあマスターコースへうぇるるるるるかむぅ!」
「学園長いやっ社長!」
「YOUぅ達のデビューライブとーても素晴らしかったでーすぅ!!」
「あっりがとうございます」
巨体のおっさんの奇行は周りの人も大分どん引きしてるみたいだ。
あのおっさん面白すぎだろ!皆に気付かれない様一人で笑いを堪える私。

「おっとぉ!ハナーバナーシク咲いても花火のゴトーク散りゆくものが多いんのもリアルマジ!夜空に輝く本物の星になるには精進あるのみぃそれに欠かせない助言者を紹介しょう!」
「助言者?」
「さぁ 姿を見せぇるぅのだぁ選抜のプリンス達よぉ!」
おっさんが掛け声をするとデジタルな幕が上ると4人の男性が姿を見せる。
というかなにこの幻想!?誰か突っ込もうよ!



声を聞かせて 
髪をなびかせ 
I lesson of the night 
Slowly slowly 
優しい左手 
絡まる右手 
愛の行き場を 
探して

歌が始まると次々と景色が変わる…。
そして心地よいメロディー

時計はホラ見ないフリして 
着いて来いよありのまま 
胸に耳を当ててみなよ 
お前との距離に鼓動が 
Feeling×3 Ah

虜になりそうな甘い歌声
目が離せなくなるようなダンスとカッコよさ見るものすべてに引き込まれそう
間近で聴いてるような気分…

狂わせたいポワゾンKISS 
locking back×2 
溶けてポワゾンKISS 
more end×2 
永久(とわ)にポワゾンKISS 
心のまま
与えよポワゾンKISS 
Loveを感じろ 
Loveに燃えろ 
Loveを信じろ 
Love song 
QUARTET NIGHT

というかなんか見覚えがある人も居るけど気のせいだよね?
こんなとこにアイツ居るわけないしましてメガネかけてるし。



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