Love song of stars | ナノ


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いっ今思えばあの変人たちから離れられるなんてサイコーじゃん!
やったこれで自由になれる!
走って森を抜け2日ぶりの街並みだ少し胸を弾ませて街並みへと向かう。

「キャハハハ!」
「マジやりえないっしょ!」
甲高い声で下品に笑うギャル

「ねぇねぇ君お茶しょうよ暇でしょ?」
「は?ウぜぇよ」
女の人に声をかけて振られる男

「おい、あそこ行こうぜ」
「お、良いね行こうぜ」
平気で街にゴミを捨てる若者。
あれ?こんなに汚かったけ外って…。
あの綺麗な自然に囲まれていたから世の中がこんなに汚れてて騒音まみれの世界が居心地が悪い。

ここに居ても仕方がない歩こう。
当てもなく街を歩くどこに行くかもわからず。
「はぁこれからどうしよう…」
家もないしそうだ。バイト先に行って見よう今日はまだ休むって連絡入れてないしと言っても早乙女学園の敷地に近いからあまり乗り気じゃないんだけどね。今は働いてた方が気が紛れる。
バイト先のファミレスへと向かう。

「おー詩歌ちゃんじゃないか!体調良くなった?」
「はいお陰さまですいません休んじゃって」
「いいよいいよ!詩歌ちゃんそんなに休まないし」
更衣室に着替えに行きファミレスの制服に着替える。
ここに入った理由は接する練習のため明るくし店長は詮索しない人楽しい職場だ。
着替え終わりホールに出るこの時間は割とお客様が居ない。
昨日起こったことを頭の中で整理する。
まず美風君が私とお風呂入るって言って服脱がして泣いて黒崎さん来て怒られた…あれ?私黒崎さんに誤解されてるんじゃね?あの状態なら襲われてると思われても仕方ない!!…辞めた…もう考えるの。
それにしても美風君ちょっと可笑しいなあまりに人の感情に疎すぎる美風君自身も感情があまり表に出ないタイプだしまるで感情が無いみたい…まさか人間に感情が無い人なんて居る筈がない。
色々考えてると徐々に店が忙しくなってきたので仕事に集中することにした。
もう会うこともないし考えるのよそう…。









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