Love song of stars | ナノ


▽ 


「んーもっと大人っぽい歌がいいかな…夏と言えば情熱だし…」
「おーいうーたん聞こえてるー?」
私の悪い癖その2。曲の事考えてる時は周りが見えなくなるくらい集中ちゃう。
「あらーもう一周行っちゃったよ…でも今の曲…好きかも」
「僕もいいと思う」
「うわー!!アイアイ帰ったんじゃないの!?」
「ちょっと出かけてたら嶺二が見えたから来たで一体何をしてるるの?」
「んー特訓だよ。うーたんがねもっと基礎を学びたいって言われてねー」
なんだよ…僕を頼ればいいのに…。
まただ…さっきは異常なしだったのに解らない思考回路が停止しそうだ。
僕は胸を押さえながらこの不思議な思考に疑問を抱く。

「てかうーたん遅いねもしかして途中で倒れてたりして!?なーんて冗談…アイアイ?」
アイアイがいつの間にか俺の隣から居なくなっていた。
若い子2人に無視されるなんて…おじちゃんショック!

ったくアイツなにやってるんだよ…世話のかかる奴!
全力疾走は電池のヘリが早いから普段はやらないけど今は非常事態。
「居た…」
1qぐらいのところでアイツは倒れてたまさか嶺二の言ってた通りなるとは…。
「んーまだ食べられる―」
「どんだけ幸せな奴…」
寝ているだけでだ…胸を撫で下ろす
なんでホッとしてるんだ?
詩歌を抱きかかえ寮に戻り部屋まで運んでベッドに寝かせる。


詩歌おでこを触ると赤くなて擦れた様な傷が出来ている。
「プッ何これ…まさかコンクリートにぶつけた訳?本当詩歌と居ると飽きないな…早く起きろ…」
幸せそうな顔して寝てるから軽くほっぺたをつねってやった。
「いひゃいひやけふん」
起きてるかとを思えばただの寝言みたい。


思わずキスをしてしまうこの柔らかい唇は癖になりそう…何してるんだ僕。
椅子から立ち上がり詩歌の部屋から出る。
気持ち悪い感覚体全体が暑い本当に最近の僕はどうかしてるよ。



キモチワルイ……





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