Love song of stars | ナノ


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詩歌に大っ嫌いって言われた。
なんでそんなこと言われたか僕には解らない。
人間の心はめんどくさい喜んだり怒ったり泣いたり笑ったりでも時々それが羨ましく思う。
僕に感情があれば分かるのになんで僕はロボットに生まれてきたんだろう人間だったら詩歌の気持ち解ったのに…。
パソコンをいじっても手が止まる詩歌のことばかり考えてると春歌が部屋に入ってきた。

「大変です!詩歌ちゃんが部屋に居ません!」
「どっか行ってるだけでしょ気にすることないよ」
「荷物も無いんです!」
「え…?なんで」
「私心配なんで探してきます!」
「いい僕が行く君はここに居て」
「でもっ」
「君方向音痴って聞いたけど?」
「うっ…解りましたここに居ます」
どこ行ったんだよ世話の焼けるやるだ…。

「おい!藍うたが居ないだって!?」
「うん、僕探してくる」
「俺も行く!」
「いいよ」
「俺にとってあいつは大切な奴なんだぜってぇ探す!」
「…わかったよ見つけたら連絡して」
「僕も行きます!」
那月も一緒に詩歌を探しに行くことになった。
三人で手分けして探しても見つから無い本当にどこに行ったんだあのバカ。
詩歌にGPSでもつけておくべきだった。

「おーい見つかったか!?」
「見つかりません」
「こっちも駄目」
時計を見ると時刻は10時春歌に連絡してもまだ帰ってきてないみたい。
「なぁ藍俺腹減ったとりあえず飯食ってまた探そうぜ」
「僕も同感です」
僕も頷き近くのファミレスへと入った。

「うわー!凄く可愛いですこのお子様ランチ」
「お前お子様ランチ食える年じゃねェだろ」
「いいから早く決めてよ」
「はーい」
「へーい」
二人が決まった見たいだからブザーを押して店員を呼ぶ。

「お待たせ…っ!」
オーダーする前に店員が逃げたどうしたんだと思って見るとの後ろ姿は間違えなく詩歌
だ。
つかさず彼女を追ってスタッフルームへ入ろうとすると店長らしき人に止められて。
「困ります!ここは関係者以外立ち入り禁止ですので」
と女の人か言うここは営業スマイルしかない。
僕は笑顔で彼女に頼む。
「すみません家出した妹がここに働いていなので合わせてください」
女の人は顔を真っ赤にしてOKしてくれて詩歌の後を追う。
なんで逃げたんだろう・・・?




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