初戦後



「いや〜、まさかこんなところでゲームの技術が試されるとは」

「おまえ、遊び感覚でやってたのか?」

「遊びじゃないけど・・・。まあ、大体は」

「・・・よく勝てたな」

「けっこういけるもんだって。

 攻撃のときはBボタン、技でAボタン、Xボタンで防御とか」

「・・・何言ってるのかさっぱりだな」

「・・・そりゃそうか。まあ、結局はノリとタイミングだね、うん」

「さすがだな。この調子で次も頑張れよ」

「・・・あれ、人任せ!?だから無理だって!」

「いけるだろ」

「で、私が戦闘中に逃げるつもりか。その手には乗らんぞ!」

「・・・ちっ」

「本当にやるつもりだったんだ!?」

「わかったわかった。オレも戦うから、行くぞ」

「それ普通じゃね!?とか突っ込んでる間に進んでるー!

 ちょ、待って〜!!」




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