いまは何時だろうか。心地よく眠っていたはずなのに目が覚めてしまう。ふと隣を見ればなまえが気持ちよさそうにすやすやと寝ていて、思わず頬が緩んだ。我ながら気持ち悪いと思う。女子の寝顔を見ながらにやにやするなんて有り得ないだろう。こほんと軽く咳払いをしてなまえと向き合うようにして寝転がる。嗚呼、本当に可愛い。可愛すぎる。衝動に負けてぎゅうっと抱き締めるが身じろぎもしない。少しつまらないなと思って彼女のその綺麗な唇に噛み付くように口付けた。




美しい君の横顔は激しく俺の欲望を掻き立てる

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