「ルル!」
ばんっと扉を開けて部屋に入ってきたのは、ワルツとスザクだった。
「何だ…。そんなに急いで」
隣で大量にネット購入をしたピザを頬張っていたC.C.がダルそうに問いかける。
「「むふふー」」
何を企んでいるのか、問いには一切答えずに気持ち悪い笑みを浮かべながらこちらへ歩いて来る。
「ルルーシュ!」
ワルツにガシリと肩を掴まれる。女とは思えない程の力の強さに軽い痛みが奔る。
「お……
ワルツが口を開きかけたその瞬間、またも扉が勢いよく開いて
途端に部屋が騒がしくなった。
「お誕生日おめでとー!」
ドアの方を見ると、ロロにナナリー、カレンにシャーリーなど
数え切れないほど沢山の人がいた。
「…!」
「おめでとう、ルルーシュ」
ワルツがふわりと微笑む。嗚呼、こんなに温かい気持ちは何時ぶりだっただろうか。
「ありがとう、 」
神すらも巻き込んで
(奇跡の歯車は今)(噛合って時を刻む)
◇◇◇◇◇◇◇
ルルーシュお誕生日おめでとう!
皆が生きてて、幸せな生活が贈れてたらいいなと思ったんですね。
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